コールドブリューの作り方

コーヒー

自宅で簡単!コールドブリューコーヒーの作り方とおすすめアイテム

コーヒー好きなら一度は試してみたい「コールドブリュー」。

コールドブリューは、低温でじっくりと抽出することで、まろやかな口当たりとスムーズな味わいが特徴です。

本記事では、自宅で手軽にコールドブリューを作るための手順から便利な器具まで紹介します。

さらに、手軽に作れる便利な器具やアレンジレシピも紹介しています。

初心者でも簡単に美味しいコールドブリューを楽しめるように、わかりやすく説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。

自宅で簡単にできるコールドブリューの作り方

コールドブリューとは、日本語で「水出しコーヒー」のことです。

コールドブリュー専用の器具がなくても、自宅で簡単にできる作り方を紹介します。

用意するもの (1リットルの場合)

  • コーヒー豆 100g
    中挽きがおすすめ(好みによって豆の種類を選びましょう)
  • 水  1L
    冷水または常温の水
  • コーヒー用のフィルターとドリッパー
    普通のペーパーフィルターでOK、フィルター付き専用容器があるならそれを使用
  • 容器
    麦茶を作るときの透明のガラス容器かプラ容器でOK
  • スケール
    豆と水の量を正確に量るため

アイスコーヒーもそうですが、普通のホットコーヒーより濃いめに作ることで、冷たい温度で飲んだ時に舌がちょうどいい濃さに感じるようになります。裏を返せば、人間の舌は冷たいものに鈍感だということです。

簡単に作れる手順

  1. コーヒー豆と水を混ぜる
    コーヒー豆の量は水に対して1:10の割合がおすすめ。100gのコーヒー豆に対して1Lの水を用意します。挽いた豆を容器に入れ、水をゆっくり注ぎます。
  2. 抽出時間を確保する
    冷蔵庫に入れておよそ12時間じっくり抽出します。長く抽出するほど、風味が濃くなります。自分の好みに合わせて調整しましょう。
  3. フィルターでこす
    抽出が完了したら、コーヒーをフィルターでこして豆かすを取り除きます。コールドブリュー専用ボトルを使っている場合は、そのままストレーナーを取り出したり、注いだりできます。
  4. 完成
    冷たいまま飲んでも美味しいですが、氷を入れて薄めて飲むのもおすすめです。冷蔵庫で保存し、2〜3日以内が飲み頃でフレッシュな風味を損なうことなく楽しめます。

夜に作って冷蔵庫に入れておけば、朝には出来立てのコールドブリューコーヒーが楽しめます!

コールドブリューをもっと簡単に作れる器具

コールドブリューをより簡単に作ることができる器具があります。

ここでは代表的なものをいくつか紹介します。

スターバックスコーヒー コールドブリューストレーナー

スターバックスが販売している「コールドブリューストレーナー」は、コールドブリュー専用のシンプルなデザインで、使い方も簡単です。

フィルター部分にコーヒー豆を入れ、ストレーナーごとボトルに水を注ぎ、冷蔵庫で抽出するだけで完成します。

コーヒー豆と水を入れて冷蔵庫に放置するだけで手軽に美味しいコールドブリューが作れます。

洗浄もしやすく、繰り返し使えるのが特徴です。

公式Youtubeで「コールドブリューストレーナー」を使った作り方の動画もあります。

ハリオ フィルターインコーヒーボトル

コーヒー器具メーカーハリオの「フィルターインコーヒーボトル」は、初心者にも使いやすく人気があります。

ボトルに内蔵されたフィルター部分にコーヒー粉を入れ、そこに水を注いで冷蔵庫で抽出します。

スマートなデザインで冷蔵庫に収まりやすく、そのまま注いで飲めるのが便利です。

フィルターが取り外し可能で、後片付けも簡単です。

お茶パック

さらに手軽に作りたいなら、お茶パックを使った方法もあります。

お茶パックにコーヒー粉を入れて水に浸し、冷蔵庫で抽出するだけ。

コーヒー専用の道具を用意しなくても、日常的に使っているボトルやピッチャーで作れるため、最も手軽でコストを抑えられます。

後片付けもお茶パックごと捨てるだけで簡単です。

お茶パックは、本来お茶を濾すためのものなので、粒子が細かいコーヒー粉はお茶パックを通り抜けてしまうことがあります。
コーヒー粉が通り抜けてしまうと少しざらついた口当たりになるので注意しましょう。

コールドブリューを使ったアレンジレシピ

コールドブリューは普通のコーヒーに比べると濃いめに作っているため、アイスコーヒーと同様にいろんなものと割ることで、簡単にアレンジレシピを作ることができます。

コールドブリュー ラテ

材料

  • コールドブリュー 150ml
  • 牛乳 150ml
  • 氷 適量
  • シロップ(お好みで)

作り方

  1. グラスに氷を入れ、コールドブリューを注ぐ。
  2. 牛乳を加え、お好みでシロップを入れて混ぜる。

いくらコールドブリューが飲みやすいと言っても、甘いもの好きにミルクは欠かせないですね!

コールドブリュー シトラスコーヒー

材料

  • コールドブリュー 150ml
  • 炭酸水 100ml
  • レモンジュース 小さじ1
  • 氷 適量
  • ミントの葉(香り用)

作り方

  1. グラスに氷を入れ、コールドブリューを注ぐ。
  2. 炭酸水とレモンジュースを加えてよく混ぜる。
  3. ミントの葉を飾って、さわやかな香りとフレーバーを楽しむ。

コーヒーに炭酸?!と思うかもしれませんが、これが意外と合うんです!さっぱりしたいときにおすすめです!

コールドブリュー モカ

材料

  • コールドブリュー 150ml
  • ココアパウダー 大さじ1
  • 牛乳 100ml
  • チョコレートシロップ お好みで
  • 氷 適量

作り方

  1. ココアパウダーを少量の牛乳で溶かし、滑らかにする。
  2. グラスに氷を入れ、コールドブリューと溶かしたココアを注ぐ。
  3. 牛乳を加え、お好みでチョコレートシロップをかけて混ぜる。

コールドブリューをそのまま飲むと、すぐに無くなってしまいますが、このように何かと割って飲むための原液だという捉え方をすれば、長く楽しむことができますよ!

コールドブリューにはどんなコーヒー豆が合うの?

コールドブリューに適したコーヒー豆には、いくつかの特徴があります。

  • 中深煎り~深煎りの豆
    コールドブリューは長時間、水で抽出するため、酸味が抑えられやすく、深い味わいが引き出されます。中深煎りから深煎りのコーヒー豆だと、まろやかな口当たりの中に、苦みが程よいアクセントとして出てくるので美味しく飲むことができます。
  • ナチュラルプロセスの豆
    コールドブリューでは、豆の風味がじっくりと引き出されるため、ナチュラルプロセスで処理された豆は、甘みやフルーティーな風味が際立ちやすいです。
  • 低酸味の豆
    酸味が強い豆は、コールドブリューの長時間抽出によって不快に感じることがあるため、酸味が少ない豆を選ぶと良いでしょう。特に、コロンビア産やケニア産の中深煎りの豆は、バランスの取れた味わいがあり、コールドブリューに適しています。

原産国で分けると以下のような豆がおすすめです!
ただし、これはあくまでおすすめであって、本来は自分の好きな豆で作ってみて楽しむのが、コールドブリューの醍醐味です!

  • エチオピア:フルーティーで甘みのある風味
  • インドネシア(マンデリン):濃厚でスパイシー
  • ブラジル:ナッツやキャラメルの甘み
  • コロンビアやケニア:バランスの良い低酸味

コールドブリューの味と健康効果

ここではコールドブリューコーヒーの味の違いと、その成分が健康にどのような影響があるのかを見ていきます。

普通のアイスコーヒーとの味の違いは?

コールドブリューと普通のアイスコーヒーには、抽出方法の違いからくる大きな味の差があります。

  • コールドブリュー

低温の水でゆっくりと時間をかけて抽出されるため、カフェインやタンニンが溶け出しにくく苦味や酸味が抑えられ、スムーズでまろやかな味わいになります。また、甘みが強調される傾向があり飲みやすいです。

  • 普通のアイスコーヒー

ホットコーヒーを一度淹れてから冷やしたものが一般的で、コーヒーの酸味や苦味がより強く感じられることがあります。高温での抽出により、コーヒーの風味が一気に引き出されるため、シャープでキリっとした味わいです。

デカフェは作れる?

デカフェのコーヒー豆を使えば、コールドブリューでもデカフェになります。

デカフェとは、カフェインを95%以上取り除いたコーヒー豆を使用したものを指します。

コールドブリューにすることで、通常のコールドブリュー同様にまろやかでスムーズな味わいを楽しめます。

抗酸化作用は?

コールドブリューに限らず、そもそもコーヒーにはカフェインとコーヒーポリフェノールに抗酸化作用があります。

ただコールドブリューは低温抽出のため、普通のアイスコーヒーに比べてると、カフェインやコーヒーポリフェノールの成分の抽出が抑えられるため、抗酸化作用は少し抑えられるでしょう。

作るのはイヤ!買って楽しむコールドブリューコーヒー

この記事ではコールドブリューコーヒーの作り方を紹介してきましたが、そもそも面倒だから作りたくないという方も、中にはいると思います。

そんな人のために、買ってすぐ楽しめる商品をまとめてみました。

買ってすぐ飲みたい

作るのが面倒だから、できたものを買ってすぐコールドブリューコーヒーを楽しみたいという人にはこんな商品がおすすめです。

  • コストコ アラメダコールドブリューコーヒー
  • UCC COLD BREW BLACK
  • サントリー ボス 割るだけボスカフェ 贅沢コールドブリュー

水出しパックで簡単に作りたい

コーヒー豆から用意するのは面倒だから水出しパックで手軽に作りたいという人にはこんな商品がおすすめです。

  • MJB アイスコーヒー水出しバッグ
  • UCC ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー
  • カフェカルディ ウォータードリップコーヒー
  • キーコーヒー KEY DOORS+ 香味まろやか水出し珈琲

まとめ

 コールドブリューコーヒーは、低温でじっくり抽出することで、まろやかな味わいとスムーズな口当たりを楽しめる人気の飲み物です。

自宅で簡単に作れる方法や便利な器具、アレンジレシピを活用すれば、初心者でも手軽に美味しいコールドブリューを楽しめます。

この記事を参考に、ぜひご自宅で本格的なコールドブリューに挑戦してみてはどうですか?

また、既製品や水出しパックなどの商品紹介もしていますので、好みに合わせて楽しむ方法を選んでみてください。

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