暑い時でも、手軽にアイスコーヒーを作ってリフレッシュできるのが、「水出しコーヒー」です。
水出しコーヒーは、近年「コールドブリュー」とも呼ばれ、夏のコーヒーの定番と化しています。
市販のコーヒー飲料でもコールドブリューを前面に押し出したものを見かけることが多くなりました。
でも、コーヒー好きの人は、自分のお気に入りのコーヒー豆で水出しコーヒー、コールドブリューを楽しみたい!
と思っている人も多いと思います。
そこで今回は、水出しコーヒー器具・ポットを数多く販売する、ハリオの水出しコーヒー器具のおすすめを厳選紹介します。
ただ、ハリオのコーヒー器具製品は、バージョン違いや前の世代のモデルなどが混在していることも多く、どれを選べばいいかややこしいです。
この記事では、ハリオ製品を数多くレビューしてきたコーヒーインストラクターの筆者が、そのややこしい性能の違いと、メリット・デメリットを分かりやすくまとめました。
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※商品画像は HARIO 株式会社様より使用許諾を得ています。
【この記事の執筆・監修者】

全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーインストラクター2級
日本安全食料料理協会 コーヒーソムリエ
koyo(こーよー)
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水出しコーヒー、コールドブリューとは?

水出しコーヒとは、お湯を使わずに水でじっくり抽出するコーヒーのことです。
海外で「コールドブリュー(cold brew)」と呼ばれていましたが、今では日本でもこの言葉が一般化しています。
水出しコーヒーの抽出方法は主に2種類あります。
どちらもお湯を使わないため、コーヒーの成分がゆっくりと溶け出し、苦味や渋みが抑えられ、クリアな味わいになるのが特徴です。
水出しコーヒーの種類と特徴
浸漬式(しんししき) → 大容量タイプが多いが浸漬時間は長い
コーヒーの粉を水に漬けたまま、数時間かけてじっくりと抽出する方法です。一般的には冷蔵庫で8時間ほど置くことで、ゆっくりとコーヒーの成分が水に溶け出します。抽出されたコーヒーは、苦味や渋みが少なく、まろやかで柔らかい口当たりになります。コクがあって飲みやすく、冷蔵保存もしやすいため、作り置きにも向いています。
滴下式(てきかしき)ダッチコーヒー → 抽出時間は1時間程度だが出来上がり容量は少ない
滴下式は、コーヒーの粉の上に水を一滴ずつ垂らしながら抽出する方法です。ダッチコーヒーとも呼ばれています。まるで点滴のように少しずつ抽出することで、より繊細な風味が引き出されます。ゆっくり抽出されるその様子は演出効果も高く、見て楽しむこともできる抽出方法です。
以下は、浸漬式で筆者が実際に水出しコーヒーを作った動画です。ご参考に!
今日の一杯!
— ハリオ大好き! (@hariodaisuki) May 23, 2026
フィルターインコーヒーボトルで水出しコーヒー!
いよいよこの季節がやってきました
というか5月でこれ使うの自分的に早い気がする
このまろやかな味は、やはり水出しにしか出せない#コーヒーのある暮らし pic.twitter.com/541LihkRkG
水出しコーヒーのメリット・デメリット
水出しコーヒーには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
水出しコーヒーのメリット
まろやかでクリアな味・・・熱を加えないため、苦味や酸味が抑えられ、すっきりとした口当たりに
ほっとくだけで完成する・・・冷蔵庫に入れておくだけで抽出&冷却が同時にできるので、寝る前に作れば次の朝には飲める。
アレンジがしやすい・・・濃いめに作ってミルクでカフェオレにしたり、炭酸で割ったり、バニラアイスと合わせたりもできる。
水出しコーヒーのメリット
飲みたいと思ったときにすぐに作れない
ガツンとしたコクやキレのある味わいを求める人には合わないかも
ハリオの水出しコーヒーポット・器具7選【コーヒーインストラクター厳選】
では、ここからハリオ(HARIO)のおすすめ水出しコーヒーポット・器具7選を紹介していきます。
まずは「どれを選べばいいか一目でわかる比較表」を用意しました。
浸漬式か滴下式か、ガラスか樹脂か、横置き可能かどうかは、特に使い勝手に直結するので、要チェックです。
| 商品名 | 出来上がり量 | 抽出方法 | 材質 | 横置き | こんな人・用途におすすめ! |
| ① フィルターインコーヒーボトル | 650mL | 浸漬式 | ガラス | OK (ただしコロコロ転がる) | デザイン性重視。オシャレに食卓に置きたい人 |
| ② カークコーヒーボトル | 1,000mL | 浸漬式 | 樹脂 | OK | 大容量(1L)を作りたい&割れない素材が良い人 |
| ③ コールドブリューピッチャー ライズ | 840mL | 浸漬式 | 樹脂 | OK | 注ぎやすさ(取っ手付)と洗いやすさを両立したい人 |
| ④ 水出し珈琲ポット | 600mL / 1,000mL | 浸漬式 | ガラス | × | 定番モデル。衛生的なガラス製&取っ手付きが良い人 |
| ⑤ ウォータードリッパー・ドロップ | 600mL | 滴下式 | 樹脂(上) ガラス(下) | × | 1時間程度でサクッと早く作りたい人 |
| ⑥ スロードリップ ブリューワー ハリオ雫 | 600mL | 滴下式 | ガラス | × | 水出しコーヒーだけでなく「お茶」も淹れたい人 |
| ⑦ ミルク出し コーヒーポット | 500mL | 浸漬式 | ガラス | × | 水ではなく牛乳で漬け込む濃厚ミルク出しを作りたい人 |
※ちなみに全モデル「食洗機対応」です。
気になるアイテムが決まったら、それぞれの詳しいメリット・デメリットをコーヒーインストラクターの目線で解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
①【デザイン重視・横置きOK】フィルターインコーヒーボトル
フィルターインコーヒーボトルは、ハリオの人気商品の一つフィルターインボトルのコーヒー版です。
ワインボトルの様なガラスのデザインで、作ってそのままオシャレに注いで楽しむことができます。
フィルターインコーヒーボトルでは、ストレーナーと呼ばれるコーヒー粉を入れるパーツがあり、ここに入れることで効率よく味を引き出すことができます。
通常のフィルターインボトルには、コーヒーストレーナーがないため水出しコーヒーが作れないので、購入時は注意してください。
| 商品サイズ | 幅87×奥行84×高300mm 口径71mm |
| 出来上がり量 | 650mL |
| 抽出方法 | 浸漬式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | OK |
②【大容量1,000ml・割れない】カークコーヒーボトル
カークコーヒーボトルは、カークボトルというモデルのコーヒー版です。
こちらはフィルターインコーヒーボトルの大容量版ともいえるモデルで1,000mLも作れるので、フィルターインコーヒボトルの弱点を克服しているのが特徴です。
大容量かつ利便性も求めているなら、フィルターインコーヒーボトルよりカークコーヒーボトルをおすすめします。
通常のカークボトルには、コーヒーストレーナーがないため水出しコーヒーが作れないので、購入時は注意してください。
| 商品サイズ | 幅90×奥行90×高320mm 口径85mm |
| 出来上がり量 | 1,000mL |
| 抽出方法 | 浸漬式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | OK |
③【注ぎやすさ&手入れしやすい】コールドブリューコーヒーピッチャー ライズ
コールドブリューコーヒーピッチャーライズは、従来型の水出しコーヒー容器のモデルです。
フィルターインボトルと違って、取っ手があるので注ぎやすいのが特徴です。
また、こう見えて横置きにも対応してるので、保管場所を選びません。
またストレーナーは、底を開けることができるので、使用後のコーヒー粉をキレイに洗い流すことができる点もいいですね。
| 商品サイズ | 幅142×奥行108×高300mm 口径108mm |
| 出来上がり量 | 840mL |
| 抽出方法 | 浸漬式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | OK |
④【定番デザイン・ガラス製】水出し珈琲ポット
水出し珈琲ポットは、コールドブリューコーヒーピッチャーライズをガラスにしたような製品です。
というよりこちらが、もともとの定番モデルで、後からコールドブリューコーヒーピッチャーライズが出ています。
またこちらは、横置きには対応していないことも注意が必要です。
ストレーナーは同様に底が外れるので洗いやすくなっています。
ガラスは臭い移りや傷もつかなく衛星的な面でメリットがあります。
| 商品サイズ | 1000ml 幅138×奥行94×高294mm 口径88mm 600ml 幅138×奥行94×高208mm 口径88mm |
| 出来上がり量 | 1,000mL と 600ml |
| 抽出方法 | 浸漬式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | 未対応 |
⑤【1時間で抽出・時短】ウォータードリッパー・ドロップ
ウォータードリッパー・ドロップは、ハリオの滴下式の水出しコーヒー器具です。
上に水を注いでゆっくり抽出する方式で、45分~60分程度で出来上がります。
滴下式はゆっくり抽出するので時間がかかるように思いますが、実は浸漬式より早く出来るところが魅力です。
横置きすることはできませんが、それでも冷蔵庫の中で立てて抽出も可能なので、見た目以上に作るのは結構楽チンです。
ちなみに上部が樹脂で、下の受けがガラス製になっていますが、全パーツ食洗機対応です。
| 商品サイズ | 幅107×奥行102×高304mm 口径91mm |
| 実用容量 | 600ml |
| 抽出方法 | 滴下式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | 未対応 |
⑥【お茶も作れる・滴下式】スロードリップブリューワー ハリオ雫
スロードリップブリューワーハリオ雫は、ハリオの滴下式の水出しコーヒー器具です。
ウォータードリッパー・ドロップとの違いは、ストレーナーがステンレスなのが特徴です。
公式ではコーヒーだけでなく、お茶を作ることも推奨されています。
こちらも抽出時間は1時間程度で、浸漬式に比べれば格段に速く出来上がります。
| 商品サイズ | 幅 116× 奥行 116× 高 356mm |
| 用量 | 600ml |
| 抽出方法 | 滴下式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | 未対応 |
⑦【濃厚カフェオレ】ミルク出しコーヒーポット
ミルク出しコーヒーポットは、その名の通り牛乳でコーヒーを抽出するミルク出しコーヒーができるアイテムです。
付属のコーヒーパックにコーヒ粉を入れて、容器の中にコーヒーパックと牛乳を漬け込むという単純な構造になってます。
水で抽出していない分、濃いコーヒー成分が抽出されるので、普段のカフェオレとはまた違った濃厚な味わいが楽しめます。
こちらも他の浸漬式と同様、8時間程度の抽出を要します。
| 商品サイズ | 幅 93× 奥行 90× 高 140mm |
| 実用容量 | 500ml |
| 抽出方法 | 浸漬式 |
| 食洗機 | OK |
| 横置き | 未対応 |
コーヒーパックで好きな容器で水出しコーヒーを作るのもおすすめ!
ハリオの「ミルク出しコーヒーポット」に付属している「コーヒーパック」は単品でも販売されています。
つまり、ご家庭にもともとある容器やポットを使って、水出しコーヒーを作ることが可能になります。
どうしても、お気に入りの容器で楽しみたい!という人は、「コーヒーパック」という選択肢もありだと思います。
ただ、水出しコーヒーを作るとなると、やはり多少の容器への匂い移りなどの可能性はあるので、使う容器は基本的に水出しコーヒー専用容器として使うことをおすすめします。
またガラス製の容器なら、臭い移りはほぼなく安心です!
コーヒーパックの唯一の欠点は、浸漬中に粉が袋から漏れる可能性がある点です。
でも工夫をすれば漏れません!
私が実際に、コーヒーパックでも粉漏れしない作り方を解説した記事が以下にありますので参考にしてください!
おいしい水出しコーヒーの作り方
水出しコーヒーの作り方に正解はありません。
ただ、水出しコーヒーの前にアイスコーヒーそのものの特性を理解しておくと、より、おいしい味のアプローチができるようになります。
アイスコーヒーは、通常よりも深煎りで濃いめに作られています。
これは人間の舌の味覚が冷たい物に鈍感なので、あえて味を濃くすることでちょうど美味しく感じることができるからです。
冷たいジュースが車内でぬるくなって、急に甘ったるく感じた経験はありませんか?
これは常温になったことで、味覚を感じやすくなったことが原因です。
つまり、ジュースは冷たい状態で飲むことを考慮して、わざと糖分を多めにして作られています。
これは水出しコーヒーでも同じことで、普段ホットコーヒーで飲む分量や焙煎度合いよりも濃く作ることで、しっかり味を感じ取ることができます。
コールドブリューのアレンジレシピや、どんなコーヒー豆が合うかなど、作り方をメインに以下の記事にまとめています。↓↓↓↓
ハリオの水出しコーヒーポット・器具で夏のコールドブリューを手軽に満喫!
猛暑の夏でも、コーヒータイムを快適に楽しみたい方にとって、水出しコーヒーは最適な選択です。
ハリオの水出しコーヒー器具なら、冷蔵庫に入れておくだけで、手間をかけずにまろやかで風味豊かな一杯が完成します。
デザイン性も高く、使い勝手まで考えられている器具がたくさんあります。
容量や素材、抽出方法も豊富にそろっているので、ライフスタイルに合ったアイテムがきっと見つかると思います。
お気に入りのコーヒー豆とともに、今年の夏はハリオの器具で、極上のコールドブリューライフを始めてみませんか?
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