MHW-3BOMBERのドリップアシストツールを見たことあるけど…
実際のところ性能がどうなのか気になって迷ってる…
そんな風に思っていませんか?
ドリップアシストツールの中でも、三角形のスタイリッシュなデザインで目を惹くMHW-3BOMBERの「RAIN」。
「自分のドリッパーでも使える?」「ハリオのドリップアシストとどう違う?」
こうした疑問を解決するため、コーヒーインストラクターの筆者が実際に「Rain」を使ってみて分かったことを解説します。
結論から言うと、MHW-3BOMBERの「RAIN」は、見た目以上に高機能で汎用性の高いドリップアシストツールであることが分かりました。
この記事では、実機レビューを通して分かったメリット・デメリット、そしてハリオとの違いを詳しく、動画も交えながら解説します。
「RAIN」を購入すべきかどうかが判断できるように、参考になる情報を詰め込んでます。
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【この記事の執筆・監修者】

全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーインストラクター2級
日本安全食料料理協会 コーヒーソムリエ
koyo(こーよー)
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インスタントからスペシャルティコーヒーまで様々なコーヒーのレビュー記事を発信。コーヒー器具(特にHARIO)の解説を中心に、初心者から愛好家まで役立つ「コーヒー情報」を発信しています。SNSでもハンドドリップや食レポなど、定期的に投稿しています!
目次
MHW-3BOMBERの「RAIN」 コーヒースプリッターを使って感じたメリット
MHW-3BOMBERさんのドリップアシストツール「RAIN
— ハリオ大好き! (@hariodaisuki) April 17, 2026
」到着!
高さも変えれて、絵に描いたようなキレイな水玉が均一に出てきます!#コーヒーのある暮らし pic.twitter.com/hrt18DYzl5
私が、MHW-3BOMBERの「RAIN」 を使って感じたメリットを紹介します。
実際の使用感が分かる動画も上に載せておきますので参考にしてください。
均一に雨粒の様にお湯を投下できる

MHW-3BOMBERの「RAIN」の大きな特徴は、均一性です。
動画を見ても分かる通り、小さな雨粒の様な水玉が、31個の穴が均等に出ていく様子が分かります。
これによって、細口ケトルがなくても、このツールを介せば、均一にお湯を透過することができます。
細口ケトルはこだわれば、結構ないいお値段がするので、わざわざそこまで買う必要がないという人にとっては、ハンドドリップを手助けするいい選択肢になります。
高さ調節ができる


MHW-3BOMBERの「RAIN」は、お湯を落とす高さを調節することができます。
ハンドドリップは、高い位置からお湯を落としてドリッパー内の粉を攪拌させたり、逆に粉を攪拌させないように低く優しく注いだりすることがあります。
私自身もそうですが、こだわっている人であれば、このお湯の高さで味をコントロールしている人も多いと思います。
この「Rain」は、まさにそのこだわりが再現できるドリッパーになっています。
ざっくりと最高と最低で高さの差を測ってみましたが、およそ1.7cmほどの差がありました。
くるっと回転させるだけなので「前半は高めで後半は低めに」のような柔軟な切り替えができるのは、大きな魅力です。
抽出中の様子が確認できる

MHW-3BOMBERの「RAIN」の大きな魅力として、抽出時の様子が見える点です。
上の図は、同じくドリップアシストで有名なハリオのものと見比べた様子です。
ハリオ(右)は本体がくもる関係で抽出の様子が見えませんが、MHW-3BOMBER(左)は抽出時の様子が、すき間からはっきりと確認できます。
これによって、お湯を分けて投下する時に、まだお湯が抜けきっていないかどうかが一目でわかるので、抽出のタイミングを把握しやすいです。
この2つのツールはどちらも、お湯の落ちるスピードが速いため、基本的にはどちらも数回に分けてドリップすることになります。
この点においては、MHW-3BOMBERの「RAIN」の使いやすさがはっきりと感じられました。
MHW-3BOMBERの「RAIN」の使い方
実際にドリップしてみました!
— ハリオ大好き! (@hariodaisuki) April 17, 2026
お湯抜けはかなり速いため、速度を一定にするというよりお湯の落とし方を均一にするツールというイメージです
ポンと乗せるだけなので、使えるドリッパーはかなり多いです
NEOの黒にピンクが差し色でいい感じ pic.twitter.com/YKLMorwL0B
MHW-3BOMBERの「RAIN」の使い方ですが、「こういうレシピで淹れたらおいしいですよ!」という解説をするつもりはありません。
それよりももっと重要なことがあるので、基本的にどう使うのかということを解説します。
まず、このMHW-3BOMBERの「RAIN」ですが、上の動画を見てもらえれば分かりますが、お湯の落ちるスピードがかなり速いです。
つまり、このツールはお湯の速度を一定にするものではなく、お湯の落とし方を均一にするツールだと思ってください。
この商品名は「RAIN」ですが、続けてコーヒースプリッターと名付けられてるのも、そういう意図があるものだと思います。
そのため、何も考えずにジャブジャブ注ぐとあっという間にお湯が落ちて、かなり薄い抽出になってしまいます。
このツールを使用する時は、通常のハンドドリップと同様に、数回に分けて間隔をあけてお湯を注ぐことが基本的な使い方になります。
細口ケトルじゃなくても、数回に分けてお湯の量を測りながら注げば、しっかりと毎回安定したハンドドリップが可能になります。
MHW-3BOMBERの「RAIN」の対応ドリッパー

MHW-3BOMBERの「RAIN」は、ドリッパーの上に乗せるだけのシンプルな設計のため、対応しているドリッパーが多いことが大きなメリットです。
私が実際に本体を測っていろいろ検証したところ、ドリッパー上部の外径が約12.5cm未満であれば、MHW-3BOMBERの「RAIN」を安定してセットできることが分かりました。
外径が約12.5cm未満のドリッパーは非常に多いため、ここにそのすべてを記載するのはあまりにも膨大な量になるため割愛させていただきます。
ご自身のドリッパーの外径を測って、判断してください。
一応、私が持ってる特殊形状の以下のドリッパーだけは、気になる方もいる可能性があるので触れておきます。
- ハリオ SUIREN… リブに上手く乗せれば問題なく使える
- ハリオ Flow… 真ん中の磁石軸を付けたままでも、ツール側の高さを上げれば干渉せずに使える
対応していないドリッパーに関して
ちなみに、私の手持ちのドリッパーでは、ハリオの「V60」03サイズと、同じくハリオの「V60 NEO」の02サイズが、外径12.5cm未満を満たさない大きなサイズのため、上手くセットすることができませんでした。
「NEO」の02サイズに関しては、外径約12.6cmで本当にギリギリ三点目のツメが乗らないため、若干傾斜になって使えないという判断をさせてもらいます。
ただ、誤解して欲しくないのは、通常のV60の02サイズなら問題ありません。
「NEO」だけは、ハリオの基本的な「01」や「02」と呼ばれるサイズ規格とは、例外のサイズになっているためこのようなことが起こっています。
そのため、「通常のV60シリーズの02は使える、NEOの02だけ使えない」という認識でいれば間違いありません。

その他、知っておきたい例外
あとはその他、注意が必要と感じたドリッパーについても触れておきます。

これは三洋産業さんのDEEP27です。
ご覧の通り、専用ペーパーが上にはみ出す関係上、上手くセットすることはできません。
つまり、他のドリッパーでも似たような状況になればセットできないことになります。
これはペーパーに限ったことではなく、例えば取っ手が上部にはみでるような形状のドリッパーがあれば、それも干渉する可能性があります。
ただこの場合は、ペーパー上部をハサミでカットすればセットは可能です。
セットは可能なんですが、お湯が落ちる範囲がDEEP27の外周ギリギリのところに落ちることになるため、上手く粉に触れないお湯が出てくる可能性があります。

これはカリタのウェーブドリッパーの一人用サイズです。
こちらはウェーブフィルターがぎりぎり干渉するかどうかという感じですが、リンスをしてそこにピッタリ張り付けて高さを最高に調整すれば、何とか干渉せずにセットはできます。
ただDEEP27同様に、お湯が落ちる範囲がウェーブフィルターの外周ぎりぎりにまで及ぶため、上手く粉に触れないお湯が出てくる可能性があります。
対応ドリッパーの結論
- ドリッパー上部の外径が約12.5cm未満なら多くのドリッパーが対応できる
- ただし、セットしたペーパーや持ち手が、ドリッパーの上部より上にはみでるものは干渉するので注意!
- 小さいドリッパーは、外周ギリギリにお湯が落ちることになる
(※お湯が落ちる範囲は、中心から約4.5cmの直径の円の範囲です)
ハリオのドリップアシストとの違いを比較

ここでは、同じくドリップアシストとして有名なハリオのドリップアシストと、MHW-3BOMBERの「RAIN」の性能を比較します。
| ハリオ ドリップアシスト | MHW-3BOMBER「RAIN」 | |
| 対応ドリッパー | 1人用サイズのドリッパーで未対応のものがいくつかある(詳細は以下のリンク記事へ) | おおよそのドリッパーが対応している (一部例外あり) |
| 高さ | 調整不可 | 調整可能 |
| お湯の落下速度 | 速い | 速い |
| 穴の特徴 | 内側がストレート 外側が点滴 | すべて点滴 |
| 抽出中の様子 | 本体が透明だがくもって確認できない | 目視で確認できる |
| お湯を落とす範囲 | 内側と外側でお湯を落とす範囲を変えられる | お湯の範囲は変えられない |
| メーカー価格 (2026.4月時点) | ¥1,320 | ¥3,100 |
やはり、対応ドリッパーが多く汎用性の高さは、MHW-3BOMBERの「RAIN」の方が高いです。
また抽出時の様子が見える点においても、ハリオよりMHW-3BOMBERの方が優れているように感じました。
逆にハリオのドリップアシストが優れている点は、お湯を落とす場所が内側と外側で選べる点です。
特に小さめのドリッパーであまり外周にお湯を落としたくない時には、ハリオに軍配が上がります。
このように、どちらも一長一短あるため、許容できるポイントを見極めて選ぶ必要があります。
ハリオのドリップアシストに関しては、以下の記事で詳細なレビューをしています。
MHW-3BOMBERの「RAIN」の気になるデメリット「お湯残り」

MHW-3BOMBERの「RAIN」の穴は非常に小さいため、最後にどうしても少量のお湯が残ります。
10回試したところ、およそ3.5~4.5g程度の重さのお湯が残ることが分かりました。
(※個体差あるかもしれないので、あくまで参考程度にしてください)
つまり、このお湯が残ることを想定してお湯の透過量を若干プラス調整する必要があります。
もう一つの解決策としては、最後のお湯を透過後、お湯が余った時点でこの「Rain」本体をひっくり返して溜まったお湯を抽出過程のドリッパーに放り込んでしまう方法です。
少量のため、そこまで透過の流れに影響を与えないと思うので、これも一つの手段だと思います。
MHW-3BOMBERの「RAIN」の洗浄に関して
ここでは、MHW-3BOMBERの「RAIN」の洗浄に関して、知っておきたいポイントを紹介します。
台座と本体は外せる

高さ調節の話のところでは触れませんでしたが、最大の高さからさらに回転させると台座と本体を外すことができます。
そのため、台座と本体の接合部のすき間に水が溜まって不衛生になるようなことはないです。
この点は、衛生観念が厳しい人にとっては、大きな魅力だと思います。
乾燥時は反対向けを推奨

お湯残りするという話をしたように、どうしても少量のお湯が穴に貯まります。
そのため洗浄後の乾燥は、必ず上のように反対向けで乾燥させることをおすすめします。
実際に次に使おうと思ったら、まだ数時間前の水が溜まっていたというようなことがありました。
結論:MHW-3BOMBERの「RAIN」はこんな人におすすめ!
今回レビューしたMHW-3BOMBERのコーヒースプリッター「RAIN」は、初心者とこだわりたい人の双方の期待に応えてくれるツールであることが分かりました。
改めて、このツールをおすすめしたいのはこんな方です。
- 専用の細口ケトルを持っていないけれど、美味しいコーヒーを淹れたい人
- 注ぐ高さ(攪拌の強さ)にまでこだわって、自分好みの味を追求したい人
- ハリオのドリップアシストでは、自分のドリッパーに合わなかった人
- 抽出中の様子をしっかり目で見て、ドリップのタイミングを掴みたい人
「最後にお湯が少し残る」という弱点はあるものの、それ以上に「31個の穴から均一に落ちる美しさ」と「高さ調節による味のコントロール」は、他のツールにはない大きな魅力です。
一つ持っておくと、手持ちの多くのドリッパーにおいて、活躍の場が期待できると思いますよ。
カラーは、このピンク以外にもブラックとブルーがあります!
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当ブログでは、ハリオを愛好する筆者が選ぶ、ハリオのおすすめドリッパーも紹介しています。
もちろん、このツールが使えるドリッパーもたくさん紹介していますので、よかったらご参考に!

