【セラミック加工】コーヒー用水筒のおすすめ5選!金属臭がしないステンレスボトル

その他の製品レビュー

【セラミック加工】コーヒー用水筒のおすすめ5選!金属臭がしないステンレスボトル

「金属臭が気になる」

「コーヒーの香りが変わってしまう」

コーヒーを水筒やステンレスボトルに入れた時にこのように感じる人は多いです。

これを解決する方法の一つが「セラミック加工」です。

ボトル内面がセラミックコーティングされたものは、金属臭が少なくコーヒー本来の味を楽しむことができます。

コーヒーインストラクター2級の私が、セラミック素材のメリットを解説し、セラミック加工された水筒・ステンレスボトルだけを紹介します!

※本記事はアフィリエイトプログラム(Amazonアソシエイト含む)を使用しています。

コーヒー用水筒・ステンレスボトルにセラミックがおすすめな理由

コーヒーを水筒やステンレスボトルに入れて、外出先でもコーヒーを楽しむならセラミック加工が施されたものをおすすめします。

「セラミック加工」とは、本体全体がセラミック製になっているのではなく、ボトルの中の液体が触れる内面がセラミック製にコーティングされている物を指します。

セラミック加工のコーヒー用水筒・ステンレスボトルには、大きな2つのメリットがあります。

金属臭がしない

セラミック加工の大きな特徴の一つとして、金属臭が抑えられることです。

この金属臭の感じ方は、個人差がありますが、嫌な人にとっては結構、味が変わる要素となっています。

セラミックメーカーの老舗である京セラの研究では、6時間タンブラーにホットコーヒーを淹れた時に、セラミックの方が無加工のステンレスのものより金属成分の溶出量が3分の2程度少なく、陶器と同等程度の溶出量だったことが判明しています。(参考:CERAMUG タンブラー<蓋付き>350ml

コーヒー用水筒の目的は、自分のお気に入りのコーヒーを外出先でも楽しむことです。

せっかくのお気に入りのコーヒーの味が、金属臭をまとってしまうと、出先のコーヒータイムが台無しになってしまいます。

汚れが付きにくい

コーヒー用水筒・ステンレスボトルのセラミック加工のもう一つのメリットは、お手入れのしやすさです。

むき出しの無加工のステンレスに比べると、セラミック加工された表面は比較的汚れが付きにくくなっています。

特にコーヒーや茶渋は、ボトルの底にたまりやすく、またボトルが細いとどれだけ汚れがたまっているかもわかりにくいです。

衛生面で気になる人にとっても、汚れが付きにくいセラミック加工は、有効な選択の一つになります。

※セラミックコーティングの汚れの付きにくさは商品によっても差があります。

水筒やステンレスボトルにコーヒーを入れても大丈夫?

そもそも水筒やステンレスボトルに、コーヒーを入れるのって大丈夫なの?」という疑問にお答えします。

結論から言うと、問題ありません。

これはセラミック加工しているかどうかは関係なく、水筒やステンレスボトルにコーヒーを入れても大丈夫です。

逆に入れてはいけないものはどんなものがあるのか、下にまとめておきます。

水筒・ステンレスボトルに入れてはいけないもの

炭酸
→ 中で膨張するのでフタが飛んだりして危険。パッキンの劣化にもつながる。

塩分、酸性が強い物(味噌汁、スポーツドリンク、果汁ジュースなど)
→ 金属部分のサビの原因になる

牛乳(ミルクの多いカフェオレも長時間放置はよくない)
→ 雑菌がたまりやすくガスが充満する恐れ。匂いやカビの原因にも。

※一部の商品で炭酸OKやスポーツドリンクOKのものもあります。商品の仕様をよくご確認ください。

ちなみに、セラミックのタンブラーをお探しなら以下の記事をご参考に!

セラミックタンブラーはコチラ!

【セラミック加工】コーヒー用水筒・ステンレスボトルのおすすめ5選

コーヒー用水筒・ステンレスボトルで【セラミック加工のものだけを厳選】して紹介していきます。

比較の注目ポイントとしては、以下の2点を抑えておくといいでしょう。

  • 「食洗機対応かどうか?」
  • 「アイスコーヒーを飲むとき、氷が顔面に降ってこないような機構か?」

それでは、商品選びの参考にしていってください。

①京セラ CERAMUGボトル

京セラの「CERAMUGボトル」は、セラミック加工の水筒の中では有名な商品です。

セラミックメーカーの第一人者である「京セラ」から出た商品ということもあり、その信頼感は強く、このジャンルでは人気商品の一つになっています。

セラミックで金属臭が抑えられるのはもちろんですが、酸やアルカリ系のドリンクにも強く、いろんな飲み物を入れて持ち運べるのが特徴です。

また500mlサイズ限定で、氷止めの飲み口になっており、アイスコーヒーも氷に気を遣わずに大きく傾けて飲めます。

デザインやカラーもとてもシンプルで、誰にでも合わせやすいのもおすすめポイントです。

ちなみに「CERAMUGボトル」は、海外モデルが存在します。
海外モデルは、ボトルが波打ったデザインになっているものと、フタがワンタッチで開くものの2種存在します。
今紹介しているものとは仕様が違うので注意してください。

CERAMUGボトルの特徴

  • 内面セラミック加工により金属臭をカット
  • 酸やアルカリに強く、スポーツ飲料やレモネードなどにも対応
  • 飲み口に氷止めの機構あり【500mlだけなので注意
容量180mL 300ml 500ml
サイズ
500mLサイズ
70mm×70mm×215mm(口径56mm)
重さ
500mLサイズ
約280g
保温・保冷効果
500mLサイズ
保温効力:68℃以上(6時間)
保冷効力:8℃以下(6時間)
パーツ数(ボトル除く)4つ(フタ、フタパッキン、飲み口、飲み口パッキン)180mlサイズのみパーツ数異なるので要確認
食洗機非対応
参考:公式商品ページ

②サーモス 真空断熱ケータイマグ JPBシリーズ(2025年新作)

サーモスの「真空断熱ケータイマグ JPB」は、サーモスの水筒で初めてセラミック加工を施した2025年の新作ボトルです。

サーモスはドイツの100年を超える老舗メーカーですが、日本においても保温容器で信頼できるメーカーとして一般に定着しています。

サーモス独自のセラクリーンコートで、水切れと汚れにくさを実現しています。

水筒やステンレスボトルは底の水分が乾燥しにくいのが難点なので、この仕様は嬉しいポイントです。

また、フタの裏が水滴が垂れにくいパッキン構造と細かいところにも配慮が行き届いています。

全パーツ食洗機に対応していることも利便性が高く、おすすめできるコーヒー用ボトルとなっています。

サーモス JPBシリーズの特徴

  • セラクリーンコートで、水切れの良さと汚れにくさを実現
  • 全パーツ食洗機対応
  • フタの裏が水滴が垂れにくい
容量350ml 500ml 650ml
サイズ
500mLサイズ
約7.0×7.0×19.5(cm) 口径 約4.9(cm)
重さ
500mLサイズ
約0.3kg
保温・保冷効果
500mLサイズ
保温効力(6時間) 65℃以上
保冷効力(6時間) 9℃以下
パーツ数(ボトル除く)2つ(フタ、パッキン)
食洗機全パーツ食洗機OK
参考:公式商品ページ

③Espresso Tokyo セラコートボトル

「セラコートボトル」は、コーヒー器具などを開発・販売しているEspresso Tokyoから出たセラミック加工のボトルです。

真っ黒なカラーとボトル状の曲線のデザインが目を惹きます。

フタには取っ手が付いており、持ち運ぶことを想定した商品になっています。

パーツはフタとボトルだけのシンプル構造で、食洗機にも対応とデザイン性だけでなく、使い勝手もいいコーヒー用水筒です。

セラコートボトルの特徴

  • 内面セラミック加工により金属臭をカット
  • 少ないパーツ数
  • 食洗機にも対応
容量350ml 500ml
サイズ
500mLサイズ
直径6.8cm x 高さ23.6cm
重さ
500mLサイズ
約290g
保温・保冷効果掲載がないので不明
パーツ数(ボトル除く)1つ(フタ)
食洗機OK
参考:楽天市場の商品ページ

④マーナ Everywhereマグ

「Everywhereマグ」は、1872年創業の生活雑貨メーカーのマーナから出たセラミック加工の水筒です。

口径の記載はないのですが、鼻からも香りが楽しめるような広口設計なところがポイントです。

またセラミック加工も口元までしっかりコーティングされており、厚みも口先ほど薄くなっていき、自然な飲み口になるようこだわっています。

また、底はラバークッションがあって、固い机などに置いた時も音が響きにくいのも、人によっては重宝される機能だと思います。

Everywhereマグの特徴

  • 広口の口径で、口元に行くほど厚みが薄く、飲み心地にこだわったデザイン
  • 液だれを軽減するフタ裏の形状
  • 底面ラバークッションで、衝撃吸収、静音設計
容量200ml 350ml 500ml
サイズ
500mLサイズ
約直径71×206mm
重さ
500mLサイズ
約318g
保温・保冷効果
500mLサイズ
保温効力(6時間) 67℃以上
保冷効力(6時間) 8℃以下
パーツ数(ボトル除く)2つ(フタ、パッキン)
食洗機非対応
参考:公式商品ページ

⑤リバーズ ドリンクボトル モク コーヒー(2025年新作)

※「モク」としか表記がないものはセラミック加工がないので注意してください!
必ず購入前に商品仕様をよく確認してください!
ややこしく間違いやすいです!

「ドリンクボトル モク コーヒー」は、コーヒーやドリンク関連の商品を取り扱うリバーズ(RIVERS)から出た、2025年発売のコーヒー専用ステンレスボトルです。

むき出しのステンレスボトルのような見た目ですが、中はしっかりセラミックコーティングされています。

外見のむき出しの金属感とフタの木目調の加工のギャップが、唯一無二のデザインになっています。

の特徴

  • 内面セラミック加工により金属臭をカット
  • 口径約50mlで氷も入れやすい
  • 購入時、セラミックじゃないモデルと混同しやすいので買い間違い注意!
容量350ml
サイズ
500mLサイズ
約W73mm × D73mm × H151mm(口径サイズ約50mm)
重さ
500mLサイズ
約195g
保温・保冷効果
500mLサイズ
保温効力:68℃以上(6時間)
保冷効力:8℃以下(6時間)
パーツ数(ボトル除く)2つ(フタ、パッキン)
食洗機非対応
参考:楽天市場商品ページ

セラミック加工のコーヒー用水筒・ステンレスボトルのお手入れグッズ

セラミック加工された水筒やステンレスボトルは、比較的汚れが付きにくいです。

ただし、まったくお手入れが必要ないわけではありません。

セラミック加工は、表面にコーティングされているだけなので、そのコーティングが剥げてしまうのが注意したいポイントです。

そこで、セラミックコーティングを傷つけずにお掃除できるアイテムを紹介しておきます。

スリーエム(3M) スコッチブライト ボトル グラス 洗い ブラシ 水筒 キズつけない 抗菌

スリーエム(3M) スコッチブライトの商品は、研磨剤入りのゴシゴシ洗えるものもありますが、これは「キズつけない」ように配慮された素材が使われています。

内径30mm未満の容器には対応していないのでご注意ください。

本体サイズは、長さ 6x 幅6 x 高さ30 cmです。

プラスチックも対応していることから、セラミック加工なら気にせずゴシゴシ洗えます。

抗菌仕様の360度植毛されたブラシで、内面全体をしっかり洗うことができます。

取っ手もしっかりしていて、穴があるのでフックにかけて干しておくことも可能です。

Sanko 水だけでも汚れが落とせる特殊繊維 びっくりフレッシュ ホワイト BH-20

こちらはサンコーから出ている、水だけでも汚れが取れるボトル用ブラシです。

口径4cm以上のボトルに対応しています。

本体サイズは、長さ5 x 幅5 x 高さ40 cmで、ブラシ部分の長さは12cmです。

髪の毛よりも細い特殊繊維で、容器をキズつけずに、また細かい汚れもしっかりかきだすことができます。

面白いのが、刀のツバのような円形のスポンジが取っ手にあり、これが奥に突っ込んだ時に手がボトルの口にあたるのを防いでくれます。

このスポンジは自由に外せます。

まとめ:セラミック加工の水筒・ステンレスボトルでコーヒーを美味しく持ち運ぼう!

セラミック加工のコーヒー用水筒・ステンレスボトルは、金属臭を抑えて風味を守れるのが最大の魅力です。

特にスペシャルティコーヒーなど、香りを大切にしている人ほど違いを感じやすいと思います。

セラミック加工は、汚れやにおいが付きにくくお手入れも簡単なので、毎日使う水筒だからこそ、大きなメリットになります。

お気に入りのコーヒーを、会社の昼休みや旅行でも美味しく飲みたい!

そんな方は、ぜひセラミック加工のボトルで、外出先のコーヒー体験をより上質なものにしていきましょう!

セラミック加工以外のものも検討している人は、以下の記事を参考にしてください!

あわせて読みたい!

-その他の製品レビュー