【検証】ハイテック茶こしでコーヒーを淹れると本当においしい?サイズとメーカーも徹底解説

その他製品レビュー

【検証】ハイテック茶こしでコーヒーを淹れるとおいしい?サイズとメーカーも徹底解説

茶こしで、コーヒーを淹れるという裏ワザがあるのをご存じですか?

昔から、たびたび話題にされていますが、それを実現させられるのが「ハイテック茶こし」という商品です。

今回は、この「ハイテック茶こし」の中サイズを使ってみたレビューをしていきます。

というのも、巷では「大サイズ」が流行したため、大サイズのレビューで溢れかえっており、私は価値あるレビューを届けたいと考え、あえて「中サイズ」を購入したので、より参考になる情報をお届けできるかと思います。

またこの「ハイテック茶こし」は、複数のメーカーから販売されており、どれを買えば正解なの?
と、よく分からないといった悩みもあると思います。

そこで筆者自ら、直接メーカーに問い合わせて真相を追究し、何を買えばいいのか判明したので、皆さんに共有させていただきます。

購入を検討されている方に、知って損しない有益情報をいっぱい詰めこんでお届けしますので、どうぞお付き合いいただければと思います。

【この記事の執筆・監修者】

全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーインストラクター2級
日本安全食料料理協会 コーヒーソムリエ
koyo(こーよー) 

運営者情報はこちらお問い合わせはこちら
  

筆者プロフィール・活動を見る▼

インスタントからスペシャルティコーヒーまで様々なコーヒーのレビュー記事を発信。コーヒー器具(特にHARIO)の解説を中心に、初心者から愛好家まで役立つ「コーヒー情報」を発信しています。SNSでもハンドドリップや食レポなど、定期的に投稿しています!

【サイズの結論】一人なら「中サイズ」で十分

ハイテック茶こしの中サイズの解説

まずは結論。中サイズを購入して正解でした。

ネットを調べていると、この「ハイテック茶こし」の大サイズを使って検証した内容が、一番最初に流行ったせいか、みんなそれにならって大サイズの購入レビューで溢れかえってます。

しかし私は、なるべくコンパクトに便利に使いたいという気持ちが強かったので、他の人とは違うあえて「中サイズ」を買いました。

使ってみると、1人用なら中サイズで十分だということが判明しました。

というのも、ハンドドリップの一般的な中細挽きのコーヒー粉をセットすると20gでも「中サイズ」で普通にセット可能だからです。

ハイテック茶こしの中サイズは20gまでの粉が使える
中細挽き20g入れてこの感じです、中サイズで十分!

粉が膨らむことも考慮したとして、一回20g以内の使用量なら「中サイズ」で十分かと感じます。

20gというと、コーヒー1杯1人分におさまるので、1人用として想定してらっしゃる方には「中サイズ」がおすすめでしょう。

また、中サイズの外径(取手・突起なしの円形部分のみ)は、およそ7.5cm。

つまりサーバー側の、内径がおよそ7.6cm以上のサーバーであれば、だいたい使えます。
(※多少の誤差はあります)

大きすぎる分には、先端の突起部分を引っかけて使えるので、持ち手を含めた全長を超える大きさでなければ、多少大きなサーバーでも問題なく使用できます。

中サイズは、私が普段使うハリオの02グラスサーバーにもピッタリだし、普通のマグカップにも以下の写真の通りいい感じにセットできます。

「エムテートリマツ」or「ナガオ」どっち?→販売元に聞きました!

ハイテック茶こしはミネックスメタル製

この「ハイテック茶こし」をネット通販(特にAmazon)で調べると、「エムテートリマツ」と「ナガオ」という2つのメーカーが同じ商品を販売しているというややこしい状況に出くわすことになります。

商品名も、
■「18-8 ハイテック茶こし バラ 中」(エムテートリマツ)
■「燕三条 茶こし ハイテックストレーナー Mサイズ 18-8」(ナガオ)
のように、2つのメーカーで統一されていません。

※Amazonでの表記を参考にしています

でも、商品画像を見る限りは同じもの?という悩ましい状況がそこにあります。

そこで、エムテートリマツさんとナガオさん、それぞれの会社に、このややこしい状況を、実際に問い合わせて聞いてみました。

結論を言うと、この「エムテートリマツ」さんも「ナガオ」さんも、メーカーではなく販売会社だということが分かりました。

そして「株式会社ミネックスメタル」という、別に製造会社があるということが判明しました。

そのため、この2つの販売会社によって、商品名の揺らぎがあるという状況が起こっているというわけです。

つまり、販売元と商品名が違うだけで、どちらも「ミネックスメタル」というメーカーの同じ商品なので、どっちで買ってもOKということです。

購入時に注意することは、
■ミネックスメタル製かどうか、つまり上の写真の刻印かあるかどうか?
■自分が欲しいサイズなのかどうか?
をしっかり見て購入することが重要になります。

ちなみに、商品名に「18-8」とあるのは、クロムが18%、ニッケルが8%入ったステンレスですよ、という意味の金属表記なので、そこまで気にする必要はありません。

私がこの記事でレビューしているサイズは、エムテートリマツなら中サイズ、ナガオならMサイズにあたります。

ハイテック茶こしを使ってみて分かったこと

ここからは、実際に「ハイテック茶こし」を使って分かったこと、感じたことをまとめていきます。

結論から言うと、コスパもポテンシャルも高い、素晴らしい商品でした。

以下、その性能の魅力を解説します。

思ったより抽出速度はゆっくり

実際に使ってみると、その抽出速度の遅さに驚きます。

タタミ織りの200メッシュを謳っているように、かなり目が細かいようで、普通のハンドドリップとさほど変わらない抽出速度に落ち着いています。

正直ステンレスドリッパーは、商品によってはスカスカで、お湯抜けが速すぎるものも中にはあります。

30gのお湯で30秒の蒸らしをして、その後40gを5回に分けて、計230gのお湯を注いだのですが、抽出が終わるのに2分30秒ほどの時間でした。
(※挽き目や粉の膨らみによっても、時間は誤差あります。)

その点、このハイテック茶こしはそのような心配はなく、ゆっくりじっくり抽出することが可能でした。

味もステンレスドリッパーとかなり近い、微粉も許容範囲

味の方ですが、コーヒーオイルをまとったしっかりと、飲みごたえのある味わいを感じることができました。

やや、粉っぽさはあるものも、一般的なステンレスドリッパーやフレンチプレスとそこまで変わらない味わいで、普通においしく飲めました。

また、飲み終わりには、やはりカップの底に微粉が少し溜まります。

ただし、中細挽きで以下の写真の程度となると、正直この微粉量も一般的なステンレスドリッパーとそんなに変わらず、ものによってはハイテック茶こしの方が少ないと感じるレベルです。

微粉に関しては、許容範囲レベルでほぼ問題はないように感じました。

どうしても苦手であれば、最後のほんの少量だけ飲み切らずに残せば解決できる話です。

お手入れも抜群にしやすい

ハイテック茶こしは、そのコンパクトな形状ゆえに、コーヒーかすの後処理も楽チンです。

ゴミ箱に反対向けて、コンコンと叩けば、大まかなコーヒーカスはほぼ取れるので、あとは普通に水洗いするだけです。

小さい粉も気になるなら、ティッシュでさっと拭きとってから洗えば、ほぼ問題ないと思います。

一度抽出するだけで、コーヒーオイルの油分がまとわりつくので、洗剤で洗った方が自分はいいかなと感じました。

そして洗ったら、吊り下げて収納もできる。

この手軽さと便利さは、毎日使うことを想定すると大きなメリットに感じました。

結論:ハイテック茶こしはコスパ最強のステンレスドリッパーの一軍候補!

正直、検証前はこの「ハイテック茶こし」のことをなめてました。

どうせ、スカスカで粉っぽくて、薄いんでしょ?と。

しかし、この商品はそんな大方の予想を、大きく裏切ってきました。

ステンレスドリッパーは、例えばハリオなら2~3000円台、コレスなら4000円台と、実は有名メーカーで買うと結構いいお値段がします。

しかし、今回この「ハイテック茶こし」は、それらメーカーのドリッパーほど精巧な作りとは言えないものの、圧倒的なメッシュの細かさとお手入れのしやすさで、十分ステンレスドリッパーとして戦える商品だと感じました。

何より中サイズなら、Amazonでも1000円未満で買えるので、この十分すぎる性能を考えれば破格のコスパと言えると思います。

ペーパーなしで気軽に使えるという点でも、ライフスタイルに合えば普段使いの一軍ドリッパーとして、ガンガン使う人も多いのではないかと感じます。

見た目以上に「買ってよかった」と思える一品でした!

ペーパーを使わないドリッパーは、他にも様々なメーカーから出ています。

以下に、おすすめのペーパーレスドリッパーをまとめているので、よかったら参考にしてください!

-その他製品レビュー
-