コーヒーという趣味を長くやっていると、いろんなコーヒー豆に出会うと思います。
今回、紹介する京都の「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」というコーヒー豆専門店は、そんな長くコーヒーの趣味をやっている人でも、出会ったことのないレアな豆に出会えるお店です。
今回は、コーヒーインストラクターである筆者が、実際にお店に立ち寄って気付いた魅力と、そこで買ってきた珍しい豆の実飲レビューをしていきます。
これから、このお店に行こうと考えている人にも、参考になるレビューにしていきます!
【この記事の執筆・監修者】

全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーインストラクター2級
日本安全食料料理協会 コーヒーソムリエ
koyo(こーよー)
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目次
「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」とは?

「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」とは、京都の出町柳にあるコーヒー豆専門店です。
昭和8年、広島で創業したお店で、代表者の新谷 隆一さんは広島県呉市の出身。
現在は、全日本コーヒー商工組合連合会(農水省許認可法人)の副会長と、中国コーヒー商工組合の理事長を務められており、業界でも権威のある方のようです。
2017年に京都の千本丸太町に焙煎所をオープンしており、この出町柳のお店は、京都の2店舗目のお店になります。
圧巻の品揃え!約90種類以上の豆をその場で焙煎してもらえる!

「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」では、なんと約90種のコーヒー豆を取り扱っています。
(参考:公式サイト)
店名の「世界一カモ」というのは、この品ぞろえのことで、お店に入った瞬間、ずらりと並ぶ生豆の姿はまさに圧巻です。
コーヒー好きなら、見てるだけでワクワクするような空間になっています。
ラインナップも100g、1000円未満のものから数万円するレア豆まで、初めて聞くような豆が所狭しと並んでいます。
中には、高級豆で有名なエスメラルダの「ゲイシャ」もあれば、ジャコウネコの糞から取れる「コピ・ルアック」なんていう、普通の専門店ではめったに見かけることのない激レア豆のオンパレードとなっています。
他にも、インドの豆だったり、ブラジルの樹齢100年の豆だったり、本当にマニアックな品揃えばかりで最高でした!
しかもこれらの生豆を、自分の好きな焙煎度(8段階)から選んで、焼いてもらうことができます。
特に焙煎度のこだわりがなければ、豆の名前の横におすすめの焙煎度が書かれているので、そのおすすめ通り注文すれば、迷うこともありません。

お店は鴨川デルタ近く、焙煎中散歩するのもアリ

「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」は、出町柳の鴨川デルタという、二つの川の合流地点の三角地帯のすぐ近くです。
そのため、焙煎してもらってる間に、ゆっくり散歩するのもおすすめです。
店員さんに聞くと、一種類の豆(100g)を焙煎してもらうのに7~8分くらいとのことなので、このラインナップの多さだと一回の訪問で4~5種類くらい買いたくなる人もいると思います。
仮に5種類買ったとして、約40分くらいの焙煎の待ち時間を、この鴨川デルタという最高のロケーションで、過ごすことができます。
近くには、出町枡形商店街もあり、いろいろにぎわってるので待ち時間の暇つぶしにはもってこいです。
もちろん、店内はレアな豆が多いので、それを見ながら店員さんとコーヒーの話しをするのもいいと思います。
一点注意なのが、お店の営業時間が11時~19時ですが、14~15時の一時間だけは休憩でお店を閉められるので、焙煎の待ち時間とこの一時間が被らないように来店するのがいいと思います。

レア豆づくしの店内から、私が選んだコーヒー豆と味のレビュー

というわけなので、私もせっかくなので、普段あまり見かけない珍しい豆を購入しました。
豆の詳細と実際に飲んでみた味わいのレビューと合わせて紹介していきます。
エクアドル ガラパゴス サンタクルス アンティークブルボン


こちらは、エクアドルのガラパゴス諸島のサンタクルス島の豆です。
ガラパゴス諸島は、ユネスコの世界遺産に登録されていることでも有名な地域ですが、ここでコーヒーが栽培されていることは、初めて知りました。
調べてみると1800年代から、産業としてコーヒー農園の長い歴史があるようです。
味の方ですが、まず酸味がしっかり出ていて、かつナッツ系の香ばしい甘さも両立している面白い味わいでした。
口当たりも、とてもクリアでスッと雑味なく味わうことができます。
冷めてくると酸味がやや強まるので、熱いうちの酸味×ナッツ系の甘さが同居した状態を楽しむのが、この豆の不思議な魅力だと感じました。

コスタリカ ロブスタ ハニー


こちらは、コスタリカのロブスタのハニー精製の豆です。
まず、ロブスタ種をブレンドとかではなく、ロブスタ種単体として買う機会があまりないので試してみたかったのでこれを選びました。
また、ハニー精製というところも、なにか生産者の意図を感じたので、そこも気になって購入を決意しました。
見た感じアラビカ種と比べ、ロブスタ種の豆は小さく丸みを帯びているように感じます。
このように、普段買わない豆を買うと、学びと発見があっていいですね。
味の方ですが、これはロブスタ種独特の風味を強く感じる新しい体験でした。
ロブスタ種はアラビカに加えて安価で、美味しくないという先行イメージがありましたが、普通にしっかり甘いということにまず驚きました。
確かに、麦茶やカシューナッツを混ぜたようなアラビカにはない、独特の風味が漂っており、人を選ぶ味なのかもしれませんが、普通に甘くておいしいです。
お店のフレーバーの説明には「バナナ」という表記もありましたが、確かに言わんとしていることは分かります。
バナナの皮から醸し出される何とも言えない、甘く野性的な風味があります。
きっと、この焙煎度よりちょっとでも高いと、ネガティブな成分が出すぎて自分の口には合わなかったのかもしれませんが、この絶妙に甘さだけ引っ張り出してきた焙煎度によって、美味しくロブスタを楽しめているように感じます。
このように、お店に書かれていた「おすすめ焙煎度」は信頼できるということが分かったので、迷ったらおすすめで注文するのがいいと思います。

結論:知らないコーヒー豆に出会える!京都観光で立ち寄る価値あり!
「ニシナ屋珈琲 世界一カモ!焙煎所」は、知らない豆に出会える、コーヒーマニアの人ならいるだけでワクワクする空間でした。
しかも、お店は鴨川デルタ近くです。
鴨川デルタは、日本の映画やアニメで何度も何度もでてくる京都の聖地の中でも、かなり激アツな名所です。
橋からの見晴らしもよく、この開放的な空間を堪能しながら、見たことのないレアな豆に出会える。
京都観光で立ち寄るには、とっておきのコーヒー専門店だと思います。
京阪「出町柳駅」からだとお店まで徒歩5分くらいで、お店に行く途中に橋を渡って、上から鴨川デルタを見れるのでそれだけですでに満足感は高いと思いますよ!
ちなみに、もう一つの店舗の「ニシナ屋珈琲 千本丸太町焙煎所」は、JR・地下鉄「二条駅」から徒歩約10分くらいで、そちらの店舗もこの出町柳の店舗同様に、すごい数のラインナップなので、観光ついでに行きやすい方を選ぶといいと思いますよ。
また、京都にはこのような魅力的なコーヒー専門店がひしめき合っています。
以下記事で、観光エリア別に京都のコーヒー専門店をまとめているので、よかったらそちらもガイドブックのような感じで活用してみてください!
