ハリオのキャンプ・アウトドアで使えるコーヒー器具おすすめ11選

ハリオ製品レビュー 器具のおすすめ比較

キャンプ・アウトドアで使えるハリオのコーヒー器具おすすめ11選

大自然の澄んだ空気の中で、淹れたてのコーヒーをゆっくりと味わう。

それは、キャンプやアウトドアにおける最高の贅沢ですよね。

しかし、いざ屋外でコーヒーを楽しもうとすると、

「どんな器具を持っていけばいいの?」
「かさばらないコンパクトなものがいいけど…?」

といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、コーヒー器具メーカーとして有名なハリオ(HARIO)と、そのアウトドアに特化したブランド「Zebrang(ゼブラン)」に焦点を当て、キャンプに持ち出したくなるおすすめのコーヒー器具をご紹介します。

コーヒーインストラクターの筆者が、「アウトドアでのコーヒー器具の選び方」から「なぜハリオがいいのか?」まで徹底解説します!

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※商品画像は HARIO 株式会社様より使用許諾を得ています。

【この記事の執筆・監修者】

全日本コーヒー商工組合連合会
コーヒーインストラクター2級
日本安全食料料理協会 コーヒーソムリエ
koyo(こーよー) 

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インスタントからスペシャルティコーヒーまで様々なコーヒーのレビュー記事を発信。コーヒー器具(特にHARIO)の解説を中心に、初心者から愛好家まで役立つ「コーヒー情報」を発信しています。SNSでもハンドドリップや食レポなど、定期的に投稿しています!

キャンプ・アウトドアでのコーヒー器具の選び方

自然の中で飲む淹れたてのコーヒーは格別ですが、自宅のキッチンのようにあらゆる道具を完璧に揃えることは困難です。

限られた収納スペースや「直火メイン」という不便な環境のなかで、最高の1杯を淹れるためには、ご自身のキャンプスタイルに合わせて器具を取捨選択する視点が欠かせません。

ここでは、買ってから後悔しないためのアウトドア用コーヒー器具選びの基準を、大きく4つのポイントに分けて解説します。

持ち運びやすいものを選ぶ

キャンプやアウトドアでは、コーヒー器具以外のアイテムもたくさん持っていくことが予想されます。

ただでさえ重くて場所を取るので、コーヒー器具においてもなるべく、持ち運びやすさを重視した器具選びが大切です。

持ち運びやすい物

  • 金属製(ステンレス・チタンなど)…軽量で頑丈、割れるリスクもない
  • なるべく、折りたためたり、重ねて収納できたりするもの

持ち運びにくい物

  • ガラス・陶器製…重くて割れるリスクがある
  • 細口ケトルなどは収納スペースの場所を取る

電源がない環境での「お湯」の考え方

キャンプやアウトドアの環境では、電源がないことがほとんどです。

つまり、ホットコーヒーを淹れるためには、電気以外の熱源から「お湯」を作る必要があります。

もちろんポータブル電源があれば、そこから電気を引っ張ってきて電子機器の力でお湯を作ることも可能ですが、ここでは電源が引っ張れない時の「お湯」をどうするかを考えます。

電気以外となると、おそらくほとんどのケースで、ガスバーナーやたき火などの「直火」でお湯を沸かすことになります。

「直火」でお湯を沸かすときには、2つのパターンが考えられます。

  • 「直火OK」のケトルに水を入れ、直接お湯を沸かす
    細口のハンドドリップをこだわれるものがあるが、このタイプのケトルは大きいものが多く、かさばることが多い
  • 小鍋・やかんでお湯を沸かし、そのお湯を小さなドリップ専用ケトルに移す
    クッカー(小鍋)・やかんを別で持参する必要があるなら、ドリップ専用ケトルはコンパクトなものが多いのでおすすめ

これは、どちらが正解というわけでもないので、自身の手持ちの器具や環境に合わせて選ぶといいと思います。

こだわるものと妥協するものを決める

キャンプやアウトドアで至福のコーヒータイムを楽しもうと思うと、どうしてもこだわりが増えて、その分だけ持ち物も多くなってしまいます。

こだわる時の考え方

  • 挽きたては譲れない…コーヒーミルが必要
  • 計量1g単位でやりたい…コーヒースケールが必要
  • コーヒーカップも雰囲気が重要…金属性などアウトドア系のカップが必要

もちろん、これらすべてを持ち運ぶことが、許容できるのであれば、徹底的にこだわって、すべて持っていくのがベストです。

ただ、なかなかすべてのこだわりを優先できる人は少ないため、なにかを妥協することが重要です。

妥協する時の考え方

  • 挽きたてじゃなくてもOK…家で事前に挽いたものを持参
  • 計量はおおよそでOK…豆はあらかじめ測ったものを持参、お湯はメモリ付きカップで測る、タイマーはスマホで代用
  • コーヒーカップはべつになんでもOK…紙コップで代用。

このようになにかを妥協すれば、その分、持っていくものを減らせるので、まずは自分の中でこだわるものと妥協するものを区別しましょう。

細口ケトルがどうしてもジャマなら「浸漬式の器具」もあり

「外で美味しいコーヒーは飲みたいけれど、ドリップ専用の細口ケトルはどうしてもかさばる」

という方におすすめなのが、お湯の注ぎ方にテクニックが不要な「浸漬式(しんししき)」の器具を選ぶことです。

一般的なハンドドリップ(透過式)は、細いお湯を一定のペースでコントロールして抽出するため、細口ケトルがほぼ必須になります。

キャンプ用のやかんやクッカー(小鍋)からドバッとお湯を入れてしまうと、抽出ムラが起きて味が薄くなったりエグみが出たりと失敗しがちです。

一方で「浸漬式」とは、コーヒー粉をお湯に一定時間漬け込んで抽出する手法のことです。(フレンチプレスなどが代表的です)

この方式の最大のメリットは、お湯の注ぎ方で味がブレないこと。

つまり、かさばる細口ケトルを持参せずとも、キャンプで湯沸かしに使った小鍋や普通のやかんから勢いよくお湯を注ぐだけで、毎回安定して美味しいコーヒーが完成します。

この記事でおすすめしたコーヒー器具の中にも、浸漬式でキャンプやアウトドアで使える器具があるので、ぜひ参考にしてください。

なぜキャンプ・アウトドアに「ハリオ」のコーヒ器具がいいのか?

キャンプやアウトドア向けのコーヒー器具は、多くのアウトドアブランドからも発売されています。

しかし、その中でなぜハリオ(HARIO)を選ぶべきなのか。

結論から言うと、「アウトドアブランドが作ったコーヒー器具」ではなく、「コーヒー器具メーカーが作ったアウトドアギア」だからです。

具体的に、キャンパーにハリオ(およびアウトドア用ブランドのZebrang)をおすすめする理由は、大きく以下の3つにまとめられます。

  • コーヒーの「本格的な味」を一切妥協しなくて済む
    ハリオは、世界中のトップバリスタに愛される「V60」ドリッパーなどを生み出した、コーヒー器具のパイオニアです。コーヒーの味を最大限に引き出すための緻密な設計を維持しているため、大自然の中でもこだわりの味を再現できます。
  • アウトドア環境に最適な素材や形状に進化している
    ハリオは近年、アウトドアでのコーヒー体験を極めるため、アウトドア特化のコーヒーブランド「Zebrang(ゼブラン)」を立ち上げています。コンパクトに折りたためる素材や、直火対応のタフな設計など、外に持ち出すための最適化が徹底されています。
  • 荷物を減らせる「浸漬式(しんししき)」の器具が豊富
    これがアウトドアにおいて非常に大きなメリットです。前の見出しでも触れた通り、細口ケトルを持参したくないキャンパーにとって「浸漬式」は救世主です。ハリオやZebrangは、お湯を注いで待つだけで味が決まるフレンチプレスや専用マグなどの浸漬式アイテムを豊富に展開しており、荷物を極力減らしたいニーズにも完璧に応えてくれます。

「外でも最高の1杯を淹れたい」というこだわりを持つなら、コーヒーの抽出メカニズムを知り尽くしたハリオ、およびZebrangの器具を選ぶのが間違いありません。

ハリオのキャンプ・アウトドアで使えるおすすめコーヒー器具11選

ここからは、具体的にキャンプやアウトドアで大活躍するハリオ(およびZebrang)のおすすめコーヒー器具を11選ご紹介します。

  • 一から始めたい方にぴったりの「オールインワンセット」
  • 軽量&高耐久の「金属製ドリッパー」
  • 細口ケトルなしで淹れられる「浸漬式の器具」

など、幅広い視野で厳選して紹介するので、ご自身のすでに持っている道具(ガスバーナーやクッカーなど)との組み合わせをイメージしながら、お気に入りのコーヒー器具を見つけてみてください。

①V60 アウトドアコーヒーフルセット

V60 アウトドアコーヒーフルセット

「V60 アウトドアコーヒーフルセット」は、ハリオのアウトドア用のコーヒー器具が揃ったセット商品です。

セット内容は、以下の通りです。

  • V60 アウトドアコーヒーバッグ
  • V60 メタルドリッパー 1-4杯用
  • V60 メタルドリップケトル・ヴォーノ500mL
  • V60 メタルコーヒーサーバー500mL
  • V60用ペーパーフィルター02 M 40枚
  • V60メタルコーヒーミル
  • V60メタルスタッキングマグ 2点

おすすめポイント

  • キャンプ・アウトドア用のコーヒー器具をまとめて揃えられる
  • 専用のバッグ付きで、持ち運びにも便利
  • ケトルもサーバーも金属製で直火に対応

②V60 アウトドアコーヒーベーシックセット

V60 アウトドアコーヒーベーシックセット

「V60 アウトドアコーヒーベーシックセット」は、ケトル、ドリッパー、サーバーとハンドドリップの3点が揃ったセットです。

  • V60 アウトドアコーヒーバッグ
  • V60 メタルドリッパー 1-4杯用
  • V60 メタルドリップケトル・ヴォーノ500mL
  • V60 メタルコーヒーサーバー500mL
  • V60用ペーパーフィルター02 M 40枚

前述した「V60 アウトドアコーヒーフルセット」と同様に、専用バッグが付属していますが、スタッキングマグとミルがないセットになっています。

おすすめポイント

  • キャンプ・アウトドア用のハンドドリップに必須の器具だけを揃えられる
  • 専用のバッグ付きで、持ち運びにも便利
  • ケトルもサーバーも金属製で直火に対応

③V60 メタルドリッパー

「V60 メタルドリッパー」は、ハリオのV60ドリッパーのステンレス製にしたドリッパーです。

V60のと特徴である、スパイラルリブ、60℃の円すい形、大きな一つ穴の抽出口を備えています。

台座はシリコン製で、食洗機にも対応しています。

おすすめポイント

  • コーヒードリッパーで有名なV60のステンレスVer
  • 金属製のため、耐久性も高く、軽い
  • シルバーとブラックの2色展開

④V60 チタンドリッパー

「V60 チタンドリッパー」は、ハリオのV60ドリッパーのステンレス製にしたドリッパーです。

前述したメタルドリッパーはステンレスですが、こちらはチタンになったことで、より金属としての強度・軽さ・錆びへの強さが増しています。

台座はシリコン、食洗機にも対応と、基本的なスペックは同じです。

材質の違いの分、価格も高くなりますが、その質感と強度の高さは、一生モノのドリッパーとしてお迎えできる魅力があります。

おすすめポイント

  • コーヒードリッパーで有名なV60のチタンVerで、2026年に出た新作
  • ステンレス版より、耐久性、軽さ、防錆性がアップ
  • カラーは一色ですが、1-2杯用/1-4杯用と選べる2サイズ展開

⑤V60 フラットドリッパー Zebrang

「V60 フラットドリッパー」は、Zebrangから出ている、シリコンゴム製のV60ドリッパーです。

V60の性能はそのままに、シリコンの性質を利用して、分解できるようになっています。

ボタンをポチポチ止めるだけの簡単設計です。

台座はポリプロピレン製で、シリコンゴムのドリッパー部分と合わせて2パーツになっています。

おすすめポイント

  • シリコンゴムで、柔らかくふにゃふにゃのため、カバンの狭いところにもまとめたり、畳んだりして収納できる
  • 分解することで、きれいに隅々まで洗える
  • 1-2杯用/1-4杯用と、選べる2サイズ展開

以下に、フラットドリッパーの詳細なレビューもあるのでご参考に!

⑥カフェプレス・U

「カフェプレス・U」は、ハリオから出ているフレンチプレス式のコーヒー器具です。

フレンチプレスは、コーヒー粉とお湯さえあれば、誰でも安定した味を抽出できる浸漬式のため、キャンプの荷物を減らせるメリットがあります。

中の粉を金属フィルターで下に押し込んで濾すという過程が、透明ガラスから見えるので、視覚的にも楽しめます。

おすすめポイント

  • 浸漬式のため、細口ケトルやドリッパー、ペーパーがいらない
  • 2杯用/4杯用と、選べる2サイズ展開

⑦真空二重マグコーヒーメーカー Zebrang

「真空二重マグコーヒーメーカー 」は、Zebrangから出ている、ワンカップでコーヒーが作れるマグカップです。

専用のメッシュ(ストレーナー)が、マグカップの中にすっぽり入るので、この中にコーヒー粉を入れて浸漬式で抽出させることができます。

簡易のフタは、抽出中の保温の役目と、抽出後のメッシュ(ストレーナー)の受け皿にもなります。

おすすめポイント

  • 浸漬式のため、細口ケトルやドリッパー、ペーパーがいらない
  • 真空二重構造で、外でも冷めにくい
  • Zebrang版は内側がステンレスですが、ハリオ版ならセラミックコートでカラーも3色展開しています。

以下に、ハリオブランドから出ているセラミックコーティングされたバージョンもあるので、こちらもご参考に!

⑧ノマド ドリップケトル Zebrang

「ノマド ドリップケトル 」は、Zebrangから出ている、ハンドドリップ用の細口ケトルです。

本体がステンレス製のため直火対応で、シングルバーナーでお湯を沸かすことを想定して設計されています。

またキャンプでは大活躍のOD缶も、上にピッタリとはまって、まとめて収納しやすいのも特徴です。

本体がストレートな円柱型なので、中にいろんな小物を入れておくこともできます。

本体サイズ:幅 200 × 奥行 83 × 高 110 mm 口径 79 Φ
容量 :300 mL 

おすすめポイント

  • 直火対応のコンパクトな細口ケトル
  • OD缶とのサイズ相性バッチリで、本体の中の収納性も高い
  • ロゴ入り巾着袋付き

⑨計量ドリップポット Zebrang

「計量ドリップポット」は、Zebrangから出ているハンドドリップ用のドリップケトルです。

このケトルは樹脂製で、これでお湯を温めるのではなく、クッカー(小鍋)ややかんなどで沸騰させたお湯をこちらに移してハンドドリップするという使い方になります。

沸騰したお湯は100℃でハンドドリップに向かない温度ですが、こちらに移すことで95~90℃当たりのちょうどハンドドリップの適温にまで下がるため、ある意味、温度調整も自然にできます。

計量カップのような見た目ですが、先がとがっているため、細いお湯を注ぐことができます。

実際に沸騰したお湯が適温になった様子
お湯を移すことで適温になる

おすすめポイント

  • 大きな細口ケトルがなくても、計量でコンパクトなこれでハンドドリップができる
  • 沸騰したお湯を移すだけで適温になる
  • 50ml刻みの簡易のメモリ付きで、湯量の計測も妥協できる

以下に、ハリオブランドから出ているデザイン違いの同じものをレビューしているので、ご参考に!

⑩V60 メタルスタッキングマグ

「V60 メタルスタッキングマグ」は、ステンレス製のマグカップです。

ハリオでは、ドリッパーや、ケトルまでステンレス製の器具が出ていますが、このようにマグカップもステンレスで出ています。

アウトドア空間では、このステンレス製で道具を統一すると、キャンプらしい雰囲気がグッと高まるので、雰囲気を大切にしている人にはおすすめできるマグです。

おすすめポイント

  • 取っ手は、何かに引っかけてぶら下げることもできます
  • 重ねて収納できるので、持ち物がかさばらない
  • 高耐久&防錆、軽量なチタンVerもあるので要チェック→(シングルレイヤーチタンマグ)という名称です。

⑪コーヒーミル ステンレスカッター Zebrang

「コーヒーミル ステンレスカッター」は、Zebrangから出ているステンレス刃のコーヒーミルです。

ステンレス刃は、セラミック刃より粒度の均一性がよく、味が整いやすいことで知られています。

また、ステンレス刃でメーカー価格¥6,600(税込み)というコスパの良さも大きな魅力です。
※2026年5月時点の価格

ハンドルは取り外して、付属のバンドで本体の横に付けてコンパクトに収納することもできます。

おすすめポイント

  • ステンレス刃で、¥6,600(税込み)のコスパの良さ
  • コンパクト設計で持ち運びにも便利
  • ブラックカラーが、他のキャンプギアとも合わせやすい

Zebrangではなく、ハリオブランドからも同価格帯で、ステンレス刃の「スマートG PRO」というミルがあります。

以下の詳細レビューも、よかったら参考にしてください。

まとめ:ハリオのコーヒー器具で、キャンプ・アウトドアでのこだわりの一杯を

今回は、キャンプやアウトドア環境でのコーヒー器具の選び方と、ハリオ(Zebrang含む)のおすすめアイテムをご紹介しました。

アウトドアでのコーヒー器具選びは、「こだわる部分」と「妥協する部分」を自分のスタイルに合わせて見極めることが最も大切です。

その点、ハリオやZebrangのコーヒーギアは、携帯性やタフさを備えつつも、一番重要な「コーヒーの抽出クオリティ(味)」に関しても妥協していません。

ここが、初心者からプロのキャンパーまで広く愛されている理由だと思います。

「最初から全部揃えるのはハードルが高い…」という方は、まずはテクニック不要な『浸漬式』のマグや、お湯を移し替えるだけの『計量ドリップポット』など、1つのアイテムから取り入れてみるのもおすすめです。

逆に、「これからキャンプコーヒーを本格的に始めたい!」という方は、専用バッグ付きの『フルセット』で一気に環境を整えてしまうのも間違いありません。

ぜひ、今回ご紹介したアイテムの中からご自身にぴったりのコーヒー器具を見つけて、大自然の中で味わう至福のコーヒータイムを満喫してください!

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