今回はPHILOCOFFEAという、粕谷哲さんが営むスペシャルティコーヒーのお店の豆のレビューになります。
粕谷哲さんというと、ワールドブリュワーズカップで優勝されたバリスタとして有名ですが、コーヒー器具メーカーのハリオとも縁のある方です。
粕谷哲モデルの器具を出してらっしゃったり、ハリオの名機スイッチのハイブリッドメソッドと呼ばれるレシピが世界的にも大きな評判を呼んだりと、粕谷哲さんとハリオはまさに最強タッグなんです。
当ブログ「ハリオ大好き!」としても、そんな粕谷哲さんのコーヒー豆レビューをやらないわけにはいきません!
そして、粕谷哲さんは病気と闘っているということをSNSで発信されていたのを目にしたものですから、これは私なりの応援の意味も込められています。


PHILOCOFFEA YUNNAN(雲南) LINCANG WINE YEAST NATURAL



今回取り上げる豆は、粕谷哲さんがSNSでおすすめしてらっしゃったものを購入しました。
中国、雲南省の臨滄というところの豆ですね。
近年、コーヒー産業における中国市場がとても大きなマーケットになっているのは重々承知しておりましたが、私、恥ずかしながら中国のコーヒーは初めてです。
なかなかこういう機会でもない限り買うことは無いので、堪能させていただきます。
しかも今回はワインイースト、嫌気性発酵(アナエロビック)の時にワインで使われる酵母を加えて発酵させています。
このように何かを添加して発酵させるコーヒーは、インフューズドコーヒーとも呼ばれて、こちらも今世界のトレンドの一つになっています。
袋を開けて豆の匂いをかいだのですが、これが驚きで高級なケーキのような香りがしました。
シフォンケーキにちょっと洋酒を混ぜたような高級スイーツ店のケーキです!
これは誇張でもなんでもなく本当にそう感じます。ワインイーストのチカラ、恐るべしです。
豆の詳細情報
エリア:雲南省 臨滄
農園 :秋珀(QIU PO)農園
標高 :1,650-1,750m
品種 :Catimor
精製 :Wine Yeast Fermentation Natural
焙煎 :深煎り
飲んでみた感想、レビュー


まずこの商品のHPに焙煎後2週間後がおすすめです!と書かれていたので、一杯だけ飲んで、残りは2週間後に飲むことにしました。
今回は、2週間後に飲んだ後のレビューをさせてもらいます。
まず、口に含んだ最初の印象は、、、なんでしょうか?
ちょっと自分の語彙力では、表現しきれない複雑なニュアンスをたっぷり感じることができました(笑)
むぎ茶のような香ばしさもあれば、チョコレートのような甘み、かと思えばチェリーのような甘酸っぱさも感じられます。
複雑ではあるんですが、それなりの深煎りなんでコクはしっかり出ていて、これが舌の上で転がすといろんなニュアンスが顔を出します。
面白いのが、冷めていくにつれてこのニュアンスの比率がどんどん変わっていくので、口に運ぶたびに違う風味を感じられるという新しい体験ができました。
と、ちょっとまあちぐはぐな感想になってますが、自分の中で落としどころを付けるとするなら、甘さがしっかり出てるなといったイメージです。
また豆のときはワインイーストらしい香りがよく感じられましたが、実際に飲んでみるとワインイーストらしさは、ぼんやりと後ろの方にいるという感じです。
そして2週間寝かせた意味ですが、寝かせず飲んだ時はむぎ茶っぽさが強めでしたが、確かに寝かせることで甘さや酸味、ワインイーストそれぞれの複雑なニュアンスがよく感じられたので、やっぱり2週間寝かせたほうがいいです!
中国、雲南の豆、初体験でしたが、とてもおいしく新しい体験ができました!
レビュー時の抽出方法
豆 20g 中細挽き
お湯 230ml (93度)
ハリオ V60透過ドリッパー
- 30mlで30秒蒸らし
- その後、70ml、110ml、150ml、190ml、230mlと、お湯を注ぐ
- 落とし切る(蒸らし込みで3分程度)