今回は、マウントハーゲンというドイツで流通しているコーヒー豆のレビューをしていきます。
輸入品のため、取り扱っているスーパーが限られてるイメージがあるので、見かけたらラッキーという感覚はあります。
で、これ私がなぜ今回レビューすることになったかというと、マウントハーゲンの豆が売ってたからなんです。
私がいままで見たマウントハーゲンは、基本的にビン詰めでインスタントコーヒーとして売られていました。
しかし今回紹介するものは、袋詰めでコーヒー豆の状態で売っていたのです。
これは大阪駅のエキマルシェという駅ナカのショッピングモールにあるBIO-RALという食品店で偶然見つけたので、珍しいと思い購入しました。
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マウントハーゲン(MOUNT HAGEN)とは?

マウントハーゲンは、ドイツのWertform社によって1986年に設立されたコーヒーブランドです。
Wertform社は、パプアニューギニアのオーガニックコーヒーを取り扱っており、その産地の名前から名づけられています。
マウントハーゲンに使用される豆は、すべて標高1,000m以上で栽培され、手摘み、天日干し、長時間発酵、深煎り焙煎という工程を経て作られます。
1988年に世界初のインスタント(フリーズドライ)でのオーガニック認証コーヒーを開発したことで有名です。
という経緯から、マウントハーゲンの主力商品はインスタントコーヒーで、日本でも以下のインスタントコーヒーの商品を見かけることが多いです。
マウントハーゲン オーガニック フェアトレード ローストコーヒービーンズ


今回レビューするのは、マウントハーゲンのコーヒー豆です。
パッケージに書かれている「GANZE BOHNEN」という言葉は、ドイツ語で「全部、豆!」って意味のようです(調べました)
日本では、エヌアイエスフーズサービス㈱さんが輸入しています。
豆はアラビカ100%で、パプアニューギニア、ペルー、ホンジュラスのブレンドです。
私の主観では、ペルーはスペシャルティコーヒーでよく見かける産地のイメージがあります。
豆はナッティな風味で、見た目がとても美しく感じました。
3か国のブレンドとは思えない揃った大きさ、形、そしてこの美しい色。
おいしいコーヒーって、もう見た目が美味しそうなんですよね。
しかもフェアトレードと有機JASというサステナブル認証をダブル取得!
写真では上手く伝わってないかもしれませんが、飲む前から美味しさが伝わってきます!

飲んでみた感想、レビュー


初めに上質でクリアな酸味が口全体に広がってきました。
後から甘みも交わってくるのですが、この酸味と甘みの比率が(6:4)くらいの絶妙なバランスで、この適度な酸味が私にはジューシーなおいしさを感じることが出来ました。
口当たりもクリアで、角のないまろやかさがあって、ここら辺はアラビカ100%かつサステナブル認証の良質な部分が、ダイレクトに味に出てきているように感じます。
こういう生産者側の努力が、しっかり味として認識できるのは、口にする側としてもとても嬉しい気持ちになります。
ちなみに私が買ったときは1100円程でしたが、250gでこの質の高い豆と味は、かなりコスパが高いなと思いました。
一般的なスーパーで売られているコーヒー豆の中では、間違いなくトップクラスの品質です。
欠点豆も少なく、フェアトレード認証と有機JAS認証も取得していて、かつレアな産地のブレンドのアラビカ100%。
非の打ち所がないとはまさにこのことじゃないでしょうか。
物価高の影響で、日本のメジャーブランドが相次いで値上げしている状況を鑑みると、およそ1100円で250gのマウントハーゲンは、コスパもクオリティも大満足の内容だと思います。
ちなみにインスタントVerは、飲み比べしていないのでどの程度のクオリティかは分かりません。
少なくともこのコーヒー豆Verは、かなり上位にいると思います。
レビュー時の抽出方法
豆 20g 中細挽き
お湯 230ml (93度)
ハリオ V60透過ドリッパー
- 30mlで30秒蒸らし
- その後、70ml、110ml、150ml、190ml、230mlと、お湯を注ぐ
- 落とし切る(蒸らし込みで3分程度)