シュトーレンの存在は知っていましたが、お恥ずかしいことに、私、まだ食べたことがありませんでした。
これは、一度勉強に食べておこうかと、色々調べたのですが、どこのシュトーレンも大きすぎる!
こんなサイズ食べきれない!と感じるサイズばかりなんです。
シュトーレンは、少しづつ食べるのが定番で、ある程度のサイズになってるのですが、それでも大きいと感じてしまいます。
そんな中、カルディに立ち寄ったら、シュトーレンの小さめのちょうどいいサイズがあるじゃないですか!
探していたものに偶然出会うって、嬉しいことですね。
ということで、今回はシュトーレンデビューを果たした私が買った、カルディのシュトーレンをレビューします!
シュトーレンの歴史も軽く調べたので、あわせてご参考に!
シュトーレンとは?

シュトーレンとは、ドイツ発祥の伝統的な菓子パンです。
「シュトレン」表記しているところもあります。
ドライフルーツやナッツなどを生地に練り込んだパンで、表面に白い粉砂糖がまぶされるのが特徴的です。
シュトーレンは、ドイツ語で「坑道」や「地下道」という意味があります。
言われてみると、半円型の長い形状が、冬のトンネルを想起させるような雰囲気がありますね。
クリスマスの時期に食べることから「クリストシュトレン」と呼ばれることもあります。
シュトーレンはクリスマスの時期に食べるもの

シュトーレンは、長い形状でそれなりに大きなサイズのパンです。
これをクリスマス・イブまでの約4週間の「アドベント」と言われる期間に、薄く切り分けて少しずつ食べるのが定番となっています。
少しづつ食べることで、生地に染み込んだ味が変化し、その違いを楽しむことができます。
「アドベント」とは、イエス・キリストの降誕を待ち望む期間を指します。
近年では、日本でも「アドベントカレンダー」と言って、毎日プレゼントが入っている扉を開けて楽しむカレンダーが売られていますよね。
あの「アドベント」のことです。
つまり、シュトーレンは「食べるアドベントパン」とでも言えば、日本人には一番分かりやすいかもしれません。
カルディのシュトーレンは小振りサイズで試しやすい


カルディに売っていたシュトーレンは、「シュルンダー ミニマジパンシュトレン」です。
「シュルンダー」という有名なメーカーなのでしょうか? 無知ですみません。
これは200gのミニサイズで、もう一回り大きな500gサイズも売っていましたが、これがちょうどシュトーレンデビューに最適だなと思って買いました。
原材料を見ると、レーズンやアーモンドの他に、レモンピールやオレンジピールも入っていますね。
ちなみに「マジパン」と商品名にありますが、「マジパン」とはアーモンドの粉末と砂糖を固めた洋菓子です。
シュトーレンでは、このマジパンが中に練り込まれることが多いようです。
シュトーレンは、クリスマスにおすすめのコーヒーマリアージュ!


気になるお味の方ですが、まずは思ったより甘くなくて、すっきりと食べやすい味だなと思いました。
粉砂糖が、全体にまぶされている姿を見ると、見るからに甘そうだったのでこれは意外でした。
もしかしたら、少しづつ日をおいて食べることで、甘さが熟成されていくのかなとも思いましたが、その本意は分かりません。
そして、生地はしっとりしていて、中のレーズンがいい具合に生地と溶け込んでいます。
クリスマス間近の、この寒い時期にホットコーヒーのお供にピッタリだと思います。
この真っ白な粉砂糖が、まるで雪のようなイメージを想起させて、クリスマス気分を盛り上げてくれることは間違いありません。
今回、初めてシュトーレンを食べましたが、ドイツの人が昔からクリスマスにこれを食べているのを想像するとなんかいいですね。
ちなみに、カルディで買ったこのシュトーレン、シナモンが効いたアップル味も売っていて、そちらも200gの小振りサイズでした。
今回の私のように、シュトーレンデビューしていない方、カルディで手軽にデビューしてみませんか?