コーヒーを趣味にしているSNSアカウントの投稿で、よく見かける「コーヒー豆の計量皿」。
「コーヒー豆の計量皿(トレイ)をわざわざ買う意味なんてあるの?」
なーんてことを、私は思っていました。
そう、あなたと同じです(笑)
そこで「これは自分で使ってみないと分からないぞー!」と思って、購入しようとしたんですが、知ってるメーカーがほぼない。
いろいろ調べてレビューなどを見て、この商品は大丈夫そうだなと思って、一つ買いました。
結論から言うと、買って大正解でした!
この記事で分かること
・コーヒー豆の計量皿(トレイ)を買う意味、使って初めて実感する価値
・知らないメーカーが多くて迷ってる人に私が買った商品を詳しく紹介
・その他のメーカーの注目商品をまとめて紹介
まずは、実際に私が購入した商品を使ってる映像をご覧ください。
(映像の最初の方で使用しています。)
今日の一杯!
— ハリオ大好き! (@hariodaisuki) September 6, 2025
ONIBUS COFFEEのルワンダ ミビリマ0904
肥料不足と土壌改善を目的としたプロジェクトのロット豆!
精製されたドゥクンデ・カワ・ムササ農協の「ドゥクンデ・カワ」とは「コーヒー大好き」という意味だそうです!
最高にイカした名前!
自分もコーヒー大好きです!#コーヒーのある暮らし pic.twitter.com/yafpJ3b2IK
それでは、詳しく解説していきます!ぜひ参考にしてください!
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目次
コーヒー豆の計量皿(トレイ)って買う意味ある?

結論から言うと、私がコーヒー豆の計量皿を実際に使って感じた価値は、以下の3点です。
「測りやすい!」
「こぼれにくい!」
「使っていて気持ちがいい!」
ここで「別にコップやミルの受けを代用したらいいのでは?」と思う人もいるかもしれません。
ただそのような代用したカップ(皿)に比べると、コーヒー豆の計量に特化した専用の皿はとても使い心地が良く、毎日のコーヒールーティンを有意義にしてくれます。
みなさんは、コーヒーの趣味の中でどういった部分に喜びを感じますか?
おいしいコーヒーを飲んで感動した時、休憩時にコーヒーでホッと一息ついた時、人それぞれに喜びの答えがあると思います。
その中で私は「自分の決めたルーティン(豆から液体までの工程)を美しくこなしていく」ことに喜びを感じることがあります。
これは私だけに限ったことではなく、コーヒーを趣味にしている人の中で、実は多い喜びの一つなんじゃないかと私は推測します。
私と同じような喜びを感じている方なら、きっと、コーヒー豆の計量皿(トレイ)によって、一つ一つの工程の所作が美しくなることに価値を感じられるんじゃないかと思います。


私が購入したコーヒー豆の計量皿の紹介「watchget」


私が購入したのは、「watchget」というメーカーのコーヒー豆の計量皿です。
watchgetというメーカーは中国のメーカーで、主にエスプレッソマシンで使う関連商品を多く販売していて、これはその中の一つです。
私が購入したのはカラーは白ですが、他に「黒、深緑、淡い緑」と全4色から選べます。
素材はセラミックですが、手に取ってみるとプラスチックかと思うほどの軽さを感じました。
側面から見ると、中身がこぼれにくいようにややカール状の「ネズミ返し」のような機構になっています。
裏面にメーカー表示がひっそりとあるだけでシンプルで、自分のコーヒー器具と合わせやすいのも高ポイントです!


あとは、気になるポイントとしては測れる最大量だと思いますが、実際に豆を測ってみると「25gぐらい」が現実的な最大量だと思います。
「25g」だとさすがに注ぐ時にこぼれやすくなりますが、これを使うシーンは1杯分を淹れることが前提になるので「25g」も測るようなシーンはほぼないと思われます。
1杯分で使う豆の量は、せいぜい多めにみても「20gくらい」なので、20gまでなら問題なくこぼれにくく気持ちよくミルに注ぐことができます。

ちなみに、この商品、以下のようにミルの静電気防止用に水を吹きかけられるスプレーボトルとのセット販売もあります!
他にも信頼できるメーカーのコーヒー豆の計量皿(トレイ)を紹介!
それでは最後に、私が購入したコーヒー豆の計量皿(トレイ)以外で、注目の商品をまとめておきます。
コーヒー豆の計量皿は、そんなに多くのメーカーが出しているわけではありません。
また、似たようなコピー商品が溢れかえっているので、本当に信頼できそうなメーカーの商品だけを厳選して紹介します
ORIGAMI「Beans Tray ビーンズトレー」
こちらは、ORIGAMIドリッパーで有名な株式会社K-aiから出ている「Beans Tray ビーンズトレー」です。
このコーヒー豆計量皿というマニアックなジャンルにおいては、ORIGAMIブランドはかなりメジャーな方なので、お買い求めやすさはあると思います。
よくある楕円や二等辺三角形のような形ではなく、丸く平べったい形をしているのが特徴です。
この平らな形状の理由は、豆をこぼさずトレイに乗せやすいのはもちろんのこと、欠点豆を探したり焙煎度合いを確認しやすくするためでもあるようです。
注ぎ口は小さな穴になってるので、これもこぼれにくい工夫がしてあります。
カラーは、クリア、マットブラック、マットピンクの3種類で、素材はすべて樹脂性なのでとても軽くなっています。
商品スペック
素材 AS樹脂/日本製
お手入れ方法 電子レンジ不可、食洗機使用可
サイズ W132x D120x H37
重量 約44g
MHW-3BOMBER 「コーヒー豆計量カップ & スプレーボトル」
MHW-3BOMBERは、私が購入したwatchgetと同じくエスプレッソ関連商品を多く取り扱うメーカーです。
この商品は、静電気防止用の水分を吹きかけられるスプレーボトルとのセット商品になります。
結構、鋭角の二等辺三角形の形状がスタイリッシュでオシャレですね。
豆は40~50g程度入れられるようで、結構容量はあるようですね。
材質はアルミ合金で、表面はマット加工が施されたシックで高級感のあるデザインが特徴です。
商品スペック
材質 アルミ合金
サイズ 表記無し(二等辺三角形の2辺は105mm、一辺は80mmと記載あり)
重量 約40g
容量 約110ml(豆では40~50g程度、焙煎度によって異なる)
原産国 中国
MHW-3BOMBER「Ovoコーヒースケール & RDTスプレー」
こちらも、エスプレッソ器具を取り扱うMHW-3BOMBERの商品です。
この商品は、コーヒー豆の計量皿にスケール機能が付いた、これ一つで計量が完結する優れものです。
また本体は天然木を使用した、味わいのあるデザインで、機能性とデザインを両立させたコーヒー豆計量皿です。
計量機能も0.1g単位の計量が可能で、バッテリーはタイプC充電と使い勝手もいいです。
RDTスプレーとありますが、これも静電気防止スプレーのことです。(「Ross Droplet Techniqueの略。水で飲静電気防止法」)
商品スペック
材質:鉄、ウォールナット、アクリル、ガラス繊維
計量範囲:0.3g~200g
計量精度:0.1g単位
バッテリー容量:50mAh
重量:約75g
原産国:中国
まとめ:毎日のコーヒールーティンがちょっと楽しくなるコーヒー豆計量皿
コーヒー豆の計量皿(トレイ)は、一見、SNS映えを狙った所有欲を満たすだけのアイテムのように思われがちです。
ただ、実際に使ってみると、計量のプロセスをより美しく気持ちよく行う補助として、価値のあるものだということを実感しました。
実際私自身、購入してからは、もうこのコーヒー豆の計量皿のない計量ルーティーンは、考えられないというくらいには、毎日の一連の流れの一つとして馴染んでいます。
絶対に必要なわけではないですが、「毎日のちょっとした工程が気持ちよく、美しく、楽しくなる」。
こういったことこそ、趣味としての深みが出てくる部分ではないかと、私は感じました。