2025年、セブンイレブンの「水素焙煎コーヒー」が話題です!
SNSでも「おいしかった」と高評価する口コミを多く見かけ、私もその話題の波を受けるような形で、この水素焙煎コーヒーの存在を知りました。
そして調べてみると、この水素焙煎コーヒー、実はUCCさんが発明した特殊な焙煎技術が使われているんですね。
さらに調べていくと、その大元であるUCCさんが販売している水素焙煎コーヒーの豆があることも判明しました。
そこで今回のレビューは、コーヒーインストラクター2級の筆者が、このセブンイレブンでのヒットの裏側を探るため、「UCC版の水素焙煎コーヒー」のレビューをしていきます!
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目次
水素焙煎コーヒーとは?

水素焙煎コーヒーとは、UCC(上島珈琲株式会社)が開発した、天然ガスではなく水素を焙煎の熱源として使ったコーヒーです。
これによって、CO2の排出をゼロにして焙煎することができます。
UCCの調べによると、毎日2杯のコーヒーを水素焙煎コーヒーに変えることで、年間に植林1本分のCO2排出削減効果があるようです。
これはUCCが掲げる「2040年までにカーボンニュートラルの実現」の目標の一環でもあり、コーヒーの2050年問題の対策にもなっています。
また水素焙煎は、焙煎時の温度管理をできる幅が広く、今まで以上に緻密な焙煎コントロールが可能になっています。
つまり、味をコントロールできる幅も広がったため、今後の商品開発における将来性の高さもあります。
※参考→「UCC 水素焙煎」
セブンイレブンでも飲めて口コミで話題に!

2025年10月28日より、UCCの水素焙煎コーヒーは、セブンイレブンでも共同開発の上でコンビニコーヒーとして提供されています。
「おいしい×サステナブル」をテーマに、コンビニコーヒーとして手軽に楽しめるようになったことで話題になっています。
SNSや口コミでも「おいしい」と好評の声が多く、コンビニコーヒーの新たなトレンドとして、今、注目されています。
UCC 水素焙煎コーヒーについて


今回レビューするのは、そのセブンイレブンの水素焙煎コーヒーではなく、本家本元であるUCCさんの水素焙煎コーヒーとなります。
実はこれ「業務用」なんですが、UCCのオンラインサイトや一部通販サイトで取り扱いされているので、一般の人でも手に入れることができます。
私が買ったものは「シティロースト」で、ホンジュラスとコロンビアのブレンドでした。
他に「ダークロースト」と「エチオピア G1 イルガチェフェ」があります。
この水素焙煎コーヒーですが、「レインフォレストアライアンス」と「有機JAS」の認証も取得しており、水素焙煎によるCO2削減以外にも、環境に配慮した要素の多いコーヒーになっています。
UCC 水素焙煎コーヒーを実際に飲んでみた感想・レビュー


まず口にして感じたことは、そのクリアな口当たりです。
これほどの焙煎度なら、通常ならもうちょっとグッと焙煎のコクが全面的に感じられるんですが、やさしくスッキリとした口当たりでとても飲みやすかったです
苦みもあることはあるのですが、「イヤ味のない苦さ」で、むしろこれは味全体を支えるボディとしてプラスに感じ取れるように思います。
そして、甘さもしっかりあって、酸味も適度にあり、全体のバランスがよく、この一杯の中でコーヒーの色んな味を感じることができます。
そして後味の方では、少しではありますが紅茶のようなフローラルな風味も、しっかりと鼻から抜けていくのを感じられます。
「ここが飛びぬけてスゴイ!」というものはないんですが、総合評価として、とても満足できるコーヒーでした。
まとめ:水素焙煎コーヒーで、おいしくCO2削減に協力しよう!

UCCの水素焙煎コーヒーは、焙煎の歴史を大きく塗り替える画期的な焙煎方法として、今後も注目すべき焙煎方法だと思います。
驚いたのは、やはりそのクリアな味わいです。
中深煎りにも関わらず、渋みやえぐみがあまり感じられないこの味わいは、水素焙煎だからこそ実現できたのではないかと推測します。
水素焙煎コーヒーはおいしいだけでなく、CO2削減にもつながり、環境に配慮した認証取得をしているサステナブル方面でも優秀な一面を持っています。
まずは、セブンイレブンでそのクリアな味わいを試してみて、気になったらこの本家のコーヒー豆も試してみてください。
※業務用扱いのため、通販サイトによっては取り扱いがないところもあります。
また価格も結構違うので、お買い求めの際はご自身でよくお確かめください。
ちなみにUCCの公式サイトでも販売されています。


