無印良品から、コーヒーゼリーが発売されたので、さっそく食べてみました。
紙パックタイプのコーヒーゼリーという少し珍しい形ですが、味わいは王道のコーヒーゼリーで、甘さ・苦さ・弾力のバランスがとてもよかったです。
今回のレビューでは、気になる原材料やカロリー、実際に食べたときの味の印象、紙パックの開け方、アレンジの楽しみ方まで、実体験をもとに、コーヒーインストラクター2級の立場から解説します。
無印良品のコーヒーゼリーについて(原材料・カロリー)



無印良品の「オリジナルブレンドのコーヒーゼリー」は、紙パック式のコーヒーゼリーです。(2025年11月発売)
コーヒーには無印で販売されている一番深煎りの「ダークテイスト」の豆を使っており、コーヒーゼリーの苦みを上手く引き出すコンセプトになっているものと思われます。(参考:無印良品商品ページ)
内容量は、207g(200ml)で、一般的なカップ型のコーヒーゼリー2食分くらいの量だと思います。
カロリーは77kcalで、原材料には砂糖や甘味料も入っていて、純粋なコーヒーの苦さだけでなく、適度な甘さも含んでいます。
製造所は、守山乳業株式会社と表記があります。
調べてみると、大正7年創業で、コーヒーや紅茶関連の紙パックやプラカップ系の飲料メーカーでした。(参考:公式HP)
同社は、紙パックの杏仁豆腐やプリンの商品も多く取り扱っていて、おそらくこの技術を使って無印良品のコーヒーをゼリーパック化した商品になっているものと推測できます。
無印のコーヒーゼリーの味
何も加えてない、コーヒーゼリー単体で食べた時の味の評価です。
まず、そこまで苦さは感じませんでした。
むしろ、このゼリーだけの状態で、ほのかに甘みがあって、ゼリー単品でも食べやすいと感じました。
ただ、ブラックになれてない人にとっては苦いようで、SNSなどの感想を見ても、苦みを感じた人の意見はそれなりに多いです。
弾力は、プリップリの固いタイプというよりは、豆腐のような適度にコシがあって、口の中でなめらかに溶けるようなイメージです。
またゼリーの特性上、しっかり冷やした方が固まるため、買って帰ってすぐ食べるよりは、一度冷蔵庫で冷やし直してから食べることをおすすめします。
適度な苦さと甘さ、そして程よい弾力があって、万人受けするタイプのコーヒーゼリーでとてもおいしかったです。
無印のコーヒーゼリーの開け方



まず注意して欲しいのが、常温で販売されていた場合、必ずよく冷やしてから開封してください。
ゼラチンの特性上、冷やさないと固形を保てていない可能性が高いです。
開け方に関しては、裏側に書いてますので、それを参考にすれば難しくありません。
ハサミを使って、両サイドの耳を切って、次に上部の耳を切れば、パカっとキレイに開きます。
で、ここからなんですが、逆さまに向けたらキレイに出てくると思ったんですが、実際やってみると紙パックの内壁にピッタリ密着してるのでうまく出てきません。
もしかすると、冷やし加減によって固さが変わるため、それで出しやすさも変わるのかもしれません。
私の場合、キレイに出せなかったので、ここからガバっと縦に切り開いて、全開にして使いました。
全開にしたくない場合は、この上をパカっと開けた状態のまま、スプーンで必要分だけすくえば、保存もしやすいかもしれません。
無印コーヒーゼリーのアレンジレシピ



コーヒーゼリーは、やはり生クリームと一緒に食べるのが鉄板です。
コーヒーの苦みと生クリームのコクが交わった贅沢な味わいは最高です。
また、適度に弾力があるのでミルクと混ぜて楽しむのもいいです。
ゼリーからにじみ出たコーヒーがほのかにミルクと交わります。
今回はやっていませんが、きっとバニラアイスと合わせるのも、美味しいと思います。
無印公式では、一度温めて液状に戻して、違う型に流し込んで冷やして成形しなおすこともできると言及されているので、いろいろ創作デザートとしてのアレンジの幅は広いと思います。