コーヒータンブラー【セラミック】おすすめ7選~コーヒーの味が変わりにくい理由~

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コーヒータンブラー【セラミック】おすすめ7選~コーヒーの味が変わりにくい理由~

コーヒー用のタンブラーで、セラミック加工のものがなかなか見つからず迷っているのではないでしょうか。

ご安心ください。

この記事では、セラミック加工のタンブラーだけを紹介します!

タンブラーは、ステンレス素材むき出しの商品が圧倒的に多いので、セラミック加工のタンブラーだけを探すのは、以外と手間がかかります。

今回は、コーヒーインストラクター2級の私が、セラミック加工のメリットデメリットを解説し、セラミック加工のタンブラー限定でおすすめの商品を紹介していきます。

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コーヒー用タンブラーは【セラミック加工】がいい理由

コーヒー用タンブラーは、なぜ【セラミック加工】がいいのか?

それは、セラミックの方がステンレスよりコーヒーの風味が損なわれないからです!

タンブラーとして流通している物の多くは、容器の内面はステンレス素材をそのまま使用しています。

このステンレスに含まれる鉄分(Fe)が溶出され、コーヒー液と混ざり合うことで、本来のコーヒーが持つ豊かな風味や味わいを変化させるのです。

これは、京セラの内面セラミック加工のタンブラーにおいても、ステンレスのものとセラミック加工のもので、ホットコーヒーを入れ8時間後に鉄分の溶出量を比較したときに、セラミック加工の方が3分の2程度少なかったことが判明しています。(参考:CERAMUG タンブラー<蓋付き>350ml※メーカー商品によって鉄分量の差はあると思います

家でいつも飲んでいるコーヒーなのに、ステンレスの水筒やタンブラーに入れた時に、「何かいつもと違うなぁ」と感じる違和感はこのためです。

このステンレス独特の金属臭は、人によって感じ方に個人差がありますが、「いつもと違うなぁ」ではなく、はっきりと「まずい」と感じてしまう人も中にはいます。(※個人差あり)

これは口元や舌が直接ステンレスに触れることで、より顕著に感じる人もいるため、そのような経験のある人にセラミック加工は、一つの選択肢となります。

【セラミック加工】のタンブラーで注意したいポイント

セラミック加工のコーヒータンブラーは、コーヒーを美味しく味わうためにはピッタリの素材です。

ただし、このセラミック加工のコーヒータンブラーは、食洗機に対応してないものが意外と多いです。

これはおそらく、食洗機によってセラミックコーティングがはがれる可能性があるため、非対応としているものと考えられます。

でも、悪い点ばかりではありません。

セラミックコーティングは、ザラザラのむき出しのステンレスと比べると、表面がツルツルで汚れが付きにくいものが多いです。

そしてツルツルとした表面は、スポンジを使った手洗いにおいても、その洗いやすさを実感できると思います。

セラミック以外のものも気になるならコチラ!

コーヒータンブラー【セラミック】おすすめ7選

コーヒータンブラーで、【セラミック加工】のものだけを厳選して紹介します。

今回厳選したものは、機能性だけでなく、ブランド性、デザイン性も加味し、使っていて気分が上がるものをなるべく選びました。

毎日使うものだからこそ、所有欲も満たされるものを選ぶことが重要です。

また、水筒やステンレスボトルのような形状のものは含みませんので、純粋にタンブラーを探している人の参考になればと思っています。

①京セラ CERAMUG(セラマグ)<蓋付き>

京セラのCERAMAGUシリーズは、内面セラミック加工のタンブラーです。

CERAMAGUは、コーヒーの展示会SCAJに出展されたり、岡山のコーヒーショップの「暮らしとコーヒー」さんもおすすめしていたことで有名です。

なんといっても、京都セラブランドとも言える日本のセラミック加工の第一企業とも言えるメーカーからの、セラミックタンブラーなので安心感はあります。

同社の研究では、8時間ホットコーヒーを淹れた時に、ステンレス物より金属成分の溶出量が3分の2程度少なく、陶器と同等程度の溶出量だったことが判明しています。(参考:CERAMUG タンブラー<蓋付き>350ml

カラーは、ホワイトとグレーの2色になります。

CERAMUG タンブラーのおすすめポイント

  • 内面セラミック加工によりコーヒーの風味損なわない
  • 同容量帯の中でも比較的軽い
  • コーヒー業界で好まれている
容量350ml 500ml
サイズ
※350mlサイズ
83mm×83mm×133mm/口径:82mm
重さ
※350mlサイズ
約195g
保温・保冷効果
※350mlサイズ
保温効力:77℃以上(1時間)
保冷効力:7℃以下(1時間)
フタフタあり
漏れるかどうか漏れる可能性あり
食洗機非対応
フタの飲み口スライド開閉式
参考サイト

②STTOKE(ストーク)タンブラー(L・ Gサイズ)

STTOKE(ストーク)は2018年にオーストラリアで誕生したタンブラーです。

日本ではクラウドファンディングをきっかけに注目を集め、人気を博しています。

フタが二重パッキンでしっかり密閉されているため、反対向けても漏れない構造になっています。

また、底面にゴム製コースターが内蔵されており、机の上での滑り止め防止と静音性を高めています。

さらに、別売りの拡張パーツを取り付けることでボトルのようなスタイルにも変えられ、用途に合わせて使い分けることが可能です。

専用キャリーベルトなどのアクセサリーも揃っており、自分好みにカスタマイズできる点も多くのユーザーから支持を集めている理由のひとつです。

ここではカラー展開の多いL・Gサイズを基本として紹介しましたが、S サイズ (約236ml)、Vサイズ(約590ml)もあります。

ただ、これらはサイズによっても機能差があるので公式情報を要チェックです!

STTOKEタンブラーのおすすめポイント

  • 豊富なカラーラインナップ(公式サイトのL・Gサイズで16色)
  • 底面にゴム製コースターが内蔵で、滑り止めと机に置いた時の音も静か。
  • 反対向けても漏れない完全密閉タイプのフタ
  • 拡張パーツを買い足せば、ボトルのように使用もできる
容量L サイズ (約355ml) 、Gサイズ (約470ml) 
サイズ
※355mlサイズ(L)
高さ14.4cm x 幅6cm x 口径8cm
重さ
※355mlサイズ(L)
約222g
保温・保冷効果メーカー自社実験での結果、100℃の飲み物が3時間で55℃ / 氷入り冷水が6時間後も氷が残っている状態
フタあり(完全止水のスクリュー開閉)
漏れるかどうか反対にしても漏れない
食洗機非対応
フタの飲み口スライド開閉式
参考サイト

③BRUNO セラミックコートタンブラー tall

BRUNOの「セラミックコートタンブラー tall」は、表面と内面の両面がセラミックコーティングされたタンブラーです。

ちなみにBRUNO(ブルーノ)は、オシャレなキッチン器具やインテリア雑貨を取り扱う日本企業です。

セラミックタンブラーの中には、内面だけセラミックコーティングされてるものが多いですが、こちらは両面加工です。

シックな印象の表面と内面のバイカラー加工がBRUNOらしいオシャレなデザインです。

保温効果は公表されていませんが、真空二重構造と基本的なスペックは兼ね揃えています。

カラーは、グレージュ、グリーン、グレーの3色展開です。

BRUNOのタンブラーのおすすめポイント

  • 両面セラミックコートで、汚れにくい
  • 表面と内面のセラミック加工がバイカラーになっていてオシャレ
  • グレージュ、グリーン、グレーの3色展開で、それぞれ内面のカラーは違う
容量約450ml
サイズWΦ90mm×H120mm×D--mm
パッケージサイズ W94mm×H126mm×D94mm
重さ約175g
保温・保冷効果記載ないが真空二重構造
フタフタ無し
漏れるかどうかフタ無し
食洗機非対応
フタの飲み口フタ無し
参考サイト

④サーモス 真空断熱タンブラー JDM-341・421シリーズ

サーモスの「真空断熱タンブラー JDM-341・421」は、食洗機対応の内面セラミック加工タンブラーです。

ちなみにサーモスは、ドイツの100年以上続く歴史のあるメーカーで、日本でも保温保冷容器のメーカーとして人気です。

セラミックタンブラーは、食洗機非対応のものが多いため、食洗機対応のこのタンブラーは他と特徴的な差別化ポイントになります。

サーモス製品は別売りでフタを購入できるものがありますが、調べた限りは、このモデルに対応しているフタはないようです。

カラーは、オリーブグリーン、ダークネイビー、ローズベージュ、アッシュグレーの4色です。

サーモスのタンブラーのおすすめポイント

  • 食洗機対応のセラミックタンブラー
  • 日本でも人気のあるサーモスブランドの真空断熱構造
容量340ml 420ml
サイズ
※340mlサイズ
(約):幅7.5×奥行き7.5×高さ12.5cm
重さ
※340mlサイズ
約200g
保温・保冷効果
※340mlサイズ
保冷効力(1時間) 7℃以下
保温効果は記載ないが、保温対応とは記載あり
フタフタ無し
漏れるかどうかフタ無し
食洗機食洗機対応
フタの飲み口フタ無し
参考サイト

⑤ハリオ(HARIO) セラミックコーティング 真空二重保温マグ

ハリオの「セラミックコーティング 真空二重保温マグ」は、コーヒー器具メーカーから出ているセラミックタンブラーです。

タンブラーと言いましたが、取っ手付きでマグカップのような使い方ができるのが特徴です。

内面のセラミック加工には、50ml単位のメモリ付きで、簡易的な湯量ならこれだけで測れるので便利だと思います。

カラーは、ホワイトとブラックの2色展開です。

ハリオのタンブラーのおすすめポイント

  • コーヒー器具でも有名なハリオのセラミックタンブラー
  • 内面に50ml毎のメモリ付きで、手軽にお湯の量を測れる
  • 取っ手付きでマグカップのように楽しめる
容量350ml 470ml
サイズ
※350mlサイズ
幅124×奥行89×高103mm
口径85mm
重さ
※350mlサイズ
約200g
保温・保冷効果
※350mlサイズ
記載ないが真空断熱構造
フタフタあり(パッキンの無い乗せるだけの簡易フタ)
漏れるかどうか漏れる(パッキンの無い乗せるだけの簡易フタ)
食洗機非対応
フタの飲み口簡易フタで飲み口なし
参考サイト

⑥ケユカ(KEYUCA) 保温保冷できるセラミック真空断熱タンブラー

ケユカの「保温保冷できるセラミック真空断熱タンブラー」は、内面と表面の口元にセラミック加工をしたタンブラーです。

ケユカとは、河淳株式会社が運営する日本のブランドで、キッチン雑貨やインテリア家具などを取り扱っているところです。

セラミック加工は内面だけでなく、口元にもツヤのあるセラミック加工がしてあり、口紅の跡も拭き取りやすいと説明があります。

フタはありませんが、別途購入して保温効果を高めることもできます。

カラーは、アイボリー、ブラウンの2色展開です。

ケユカのタンブラーのおすすめポイント

  • 表面の口元にもツヤありセラミック加工で、口紅跡も拭き取りやすい
  • フタは別途購入可能
容量400ml
サイズW8.2×D8.2×H11.4cm
重さ記載なし
保温・保冷効果記載なし
フタフタなしだが、別途購入可能
漏れるかどうか漏れる可能性あり(完全密閉のフタではない)
食洗機非対応
フタの飲み口別途購入のフタは、開閉機能はなく小さな穴が開いてるだけ
参考サイト

⑦Hydro Flask(ハイドロフラスク) Ceramic Wine Tumbler

Hydro Flask(ハイドロフラスク)の「Ceramic Wine Tumbler」は、アメリカで人気のブランドのセラミックタンブラーです。

Hydro Flask(ハイドロフラスク)はアメリカ人気の断熱携帯ボトルブランドで、日本でも2017年ごろから流通しています。

量販店のアウトドアコーナーなどでよく見かけると思います。

食器などに使われている耐久性・耐錆性に優れた18/8ステンレスを採用し、表面は独自のパウダー加工で手が滑らず握りやすくなっています。

アメリカブランドだから大きなサイズかと思いきや、容量は296mlと日本人にも好まれる容量です。

カラーは、Black、Trillium(ピンク)、Surf(水色)の3色展開です。

ハイドロフラスクのタンブラーのおすすめポイント

  • アメリカで人気のブランドのセラミックタンブラー
  • 18/8ステンレス採用で耐久性・耐錆性に優れている
  • 表面のパウダー加工で握りやすい
容量296ml
サイズ口径:72mm
本体寸法 幅×高さ:80mm×105mm
重さ約165g
保温・保冷効果保冷最大24時間 [Hydration / Coffee]
保温最大6時間 [Hydration / Coffee]
フタフタあり
漏れるかどうか漏れる可能性あり(完全密閉ではない)
食洗機非対応
フタの飲み口スライド開閉式
参考サイト

コーヒーを美味しく飲むならセラミック加工タンブラーがおすすめ

コーヒーは入れる容器ひとつで、味わいが大きく変わります。

セラミック加工のタンブラーは、ステンレス特有の金属臭を抑え、淹れたてに近い風味を長く楽しめるのが最大の魅力です。

今回紹介した7つのタンブラーは、機能性だけでなくデザインや使いやすさも考慮して厳選しました。

食洗機対応モデルや完全密閉タイプ、カスタマイズ性の高い商品など、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶことで、日々のコーヒーライフをより充実させることができます。

「いつものコーヒーを、長時間もっと美味しく飲みたい」と思ったら、ぜひセラミック加工のタンブラーを取り入れてみてください。

きっとその違いを実感できるはずです。

セラミック関係なく探してるならコチラ!

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